モーサテ (ニュース)
マキシム・グループの久野誠太郎さんに話を聞く。労働市場の減速が確認され利下げへの期待が株式市場を押し上げた。アマゾン・ドット・コムなど消費関連やゴールドマン・サックスなど金融関連が上昇している。今日出た雇用指標は弱い。チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスの人員削減数も8月は8万5979人と前年比13%増。年初からは89万2362人となり2020年以来の高水準。8月ISM非製造業景気指数も雇用46.5で3か月連続50割れ。FRB・パウエル議長は8月ジャクソンホール会議で労働力が需給両面で減速し「奇妙な均衡状態」としていた。雇用者数の極端な上振れや過去の数字の大幅な上方修正がない限り9月利下げの見方は大きく変わることはないだろう。
