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フランス国鉄が高速列車TGVの新型車両を公開した。6月からパリ〜マルセイユ区間の運行に進出するイタリアの鉄道会社など競合相手に対抗するねらい。ゆったりしたスペースや2階建ての食堂車を備えた新車両を運行開始に先駆けて取材した。トリコロールをほどこしている。快適な座席。荷物置き場やお手洗いも広くなった。利用者にとっても魅力的だ。国鉄も乗客の引き止めに力を入れている。2階だての食堂車は2階がサロン。1階がセルフサービスのスペースだ。新型のビストロで差別化を目指している。顧客を増やす狙いもある。しかし、2023年の導入予定からは遅れている。たしかに少し遅れているが、試運転にこぎつけて喜んでいるという国鉄幹部。フランス国鉄は40億ユーロで115編成、発注している。