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オープニング映像。この番組は、美ら海の絶景の数々をドローンからの映像でお届けする。案内人は海洋冒険家の八幡暁さん。
まず紹介するのは八重山諸島最大の島・西表島。シーカヤックに乗った八幡さんは、海が干潮になると出てくるサンゴの欠片でできた島・バラス島に上陸。バラス島の由来は、サンゴのことを地元ではバラスと呼んでいるため。地図にも乗っていない島だという。周辺の海を水中ドローンで撮影した映像には沢山のサンゴ礁や小魚が映っていた。西表島を東の方に進んでいくと座礁した船の姿が。夏のシーズンになると産卵に集まってきたウミガメと遭遇することもある。西表島は島の94%が亜熱帯のジャングルで覆われていて動植物が多く存在するため、東洋のガラパゴスとも呼ばれている。
八幡さんは明け方の西表島をシーカヤックで散策。羽根を広げると1mにもなるヤエヤマオオコウモリを発見。甘い匂いを放って夜に咲き、太陽に当たると花びらを散らす植物・サガリバナも発見した。日中、ゲータ川を散策。ゲータ川にはコンジンテナガエビがいた。ゲータ川上流にはゲータの滝と呼ばれる場所があり、八幡さんは滝行をした。
続いて紹介するのは石垣島。八幡さんは西表島から石垣島までシーカヤックで移動。八幡さんは20代の頃からオーストラリアから日本までシーカヤックで渡った経験があるという。石垣島の北西部にある御神崎という場所は島内でも有数のダイビングスポット・シュノーケリングスポット。石垣島の海の中でマンタを発見。石垣島では、200を超えるマンタが確認されているという。於茂登岳という沖縄県最高峰の山から水が流れ、下流には名蔵アンパルという南北2km東西1.5kmの干潟が広がっている。名蔵アンパルにはシオマネキ・ミナミトビハゼの姿が見られた。
朝5時、八幡さんは石垣島・伊野田から多良間島にシーカヤックで移動を始めた。約10時間、60kmを進むという。一人で不安にならないか?という質問に八幡さんは「あまりネガティブになることはない」と話した。途中、シーカヤックから海に飛び込んだが、それは体を冷やしたり体を伸ばしたりするためだと説明した。午後2時半頃、多良間島に到着。
多良間島は海底が隆起してできた島。現在の人口は1200人ほど。八幡さんは早速、地元の漁師・佐久本さんの素潜り漁に同行。20mほど潜り、カラフルな魚を約30匹捕まえていた。その後、子供たちも含めて魚を捌いた。
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2024年10月17日(16:45)