- 出演者
- 石原さとみ 足立梨花 伊藤俊介（オズワルド）
本日のテーマは「体重」。体重について増やしたいか減らしたいかという質問に対して減らしたいと答える人が多い。理由として憧れのアイドルに近づきたいなど。しかしやせすぎで、女性の低体重や低栄養症候群の問題などがある。
- キーワード
- 低栄養症候群
オープニング映像。
痩せていることと健康の関係について痩せた女性の健康リスクを研究してきた田村好史先生が解説。聞き取り階にダイエット経験がある人、痩せ型の人に集まってもらい食生活について質問。窪川さんの場合は夜にスープはるさめ2個と少なめで次の日は焼き肉で太ったと思ったらもう食べないと話す。そして体調について聞くと肩こりや寝付きが悪いなどと話す。その他、コロナ禍以降に増えたのが歩かない人、寝ていれば食べないということでずっと寝ているひとなどがいた。痩せの人が抱えるハイリスクな病気は糖尿病や脳卒中などが挙げられる。こうした女性の痩せ型の問題について「女性の低体重／低体重症候群」として医学界でアプローチしていく。チェック方法は「BMI」を出す。
永井成美先生は日本人番ボディイメージスケールを発表。ここからいまの自分に最も近い体型と理想の体型を出す。そして先程出したBMIの数値と該当するスケールを見比べる。街でも調査すると認識と理想より痩せている人がいた。ゲストの2人の場合はオズワルト伊藤は利実際より高い状態、足立梨花は認識と理想の間くらいだった。小川先生によると女性は自分の体型よりも太っている、男性は体型よりも痩せていると認識する傾向があると研究の結果があり、永井先生はこの人s機の違いからさらなる痩せを目指して非常にシビアな痩せになってしまうという。BMI22が最も病気にかかりにくい数値であるがBMIは年令によって適正値が異なり、高齢の方であれば22より大きいほうが少ない。BMI18.5未満が低体重・痩せというふうに定義され日本人の20代女性は5人に1人が低体重だという。
- キーワード
- ボディマス指数
今回聞き取り調査に協力してくれた女性たちの骨密度を確認した。窪川さんの場合は63歳と、5人とも実年齢より高い状態となっていた。骨密度とBMIの関係を調べると高いと密度が高いと判明した。体重が重いと骨が強い理由。走ったりすると骨に負荷がかかり骨芽細胞が活性化し強くなるため重いとその負荷も強くなる。さらに女性の場合は脂肪細胞がいっぱいの場合栄養が十分にあると月経の時に卵巣からエストロゲンが出て破骨細胞を抑え骨芽細胞が活性化する。そのため痩せようと食事の量を減らすとエストロゲンの量が減少してしまい、骨がスカスカになる。脂肪は適切な量があり、多すぎても少なすぎても問題である。
体重と骨の関係を特に知ってほしいのが10代。10代のうちにどれだけ骨を強くできるか大事だという。山脇学園中学校・高等学校の生徒に話を聞くと足をくじいた時にヒビが入ったなどの声があり、調査の結果、痩せの範囲の生徒たち前任の骨密度が低かった。脂肪だけで体重を増やすのには抵抗がある。そこで味方にしたいのが筋力。全身の筋力のバロメーターといわれる握力を測定。18kgを切るとサルコペニアの診断基準となる、調査会に訪れた5人が75～79歳の平均22.8kgを下回った。バーミンガム大学のリー・ブリーン教授は平均年齢72歳の男女10人に2週間家で過ごし1500歩以下で生活してもらうとステーキ2枚分の筋肉量を失った。リー教授は活動の減少によって若い人も同程度低下する研究が知られていると話した。食べていない時間に筋肉が分解されるという。筋肉の重要な役割として糖を取り込むのがあり減ると糖尿病のリスクが高くなる。
調査会にやってきた女性たちにしっかり食べて運動してもらう。食事は1日3食しっかり食べ栄養取る。1日のたんぱく質は体重×1.0～1.2の分。そして運動は週3回5分だけ好きな筋トレを行う他、1日8000歩歩くをできるものから1カ月チャレンジ。結果、全員が大腿筋がアップしていた。体重は減った人も増えた人もいたが体重の捉え方について前向きに捉えるようになった。
東京大学教授はチンパンジーはヒトに比べると筋肉質でこのような進化の理由の一つが巨大化した脳。脳という器官はエネルギーをたくさん消費、筋肉もエネルギーをたくさん必要とする器官でヒトは脳ファーストで進化し代わりに脂肪が増えた。
- キーワード
- チンパンジー
エンディング映像。
あしたが変わるトリセツショーの次回予告。