- 出演者
- 志磨遼平(ドレスコーズ) アフロ(MOROHA)
この番組は、昔の曲だけど今歌うとあじわい深い1曲を紹介。その歌詞にまつわるもがいていた時期のエピソードを披露してもらう。
ゲストが登場。アフロの生き様をぶつけるラップとUKの鋭いギターサウンドで魅了するMOROHAは2022年に悲願の武道館ライブを成功させ大躍進したが、去年12月に活動休止を発表。現在はアフロとして一人で歌い続けている。続いては、ドレスコーズ・志磨遼平。伝説的ロックバンド「毛皮のマリーズ」の元ボーカルで、現在はソロプロジェクト「ドレスコーズ」として活躍。圧倒的パフォーマンスと唯一無二の音楽性でファンを公言する有名人も多数。
仲良くなったきっかけについて聞くと、アフロは対バンした際、「もし会ったら声も出せないくらい緊張しちゃう相手は?」と尋ねると志磨は「ジョン・レノン」と答えたという。一方、アフロが「元カノ」と答えると、志磨は指を鳴らし「飲みに行こう!」と誘ってくれたと語った。
ドレスレコーズ志磨のあじわい曲は「ビューティフル」。この曲は毛皮のマリーズが2008年に発表した楽曲で長年ファンを熱狂させる志磨の代表曲。制作秘話を尋ねると、志磨は心を病んで曲ができなった際、「典型的な心の病」との診断をされたが「典型的」という言葉に納得がいかず、それまでの人生を全て否定されてるように感じたという。この曲は自分の人生はドラマ的だったと伝える遺言のような楽曲だと明かした。
毛皮のマリーズ時代、志磨はストイックすぎる姿勢がバンドにとって弊害にもなっていたという。まずは「志磨ルール」。独自の減点方式を設け、規定に達しないメンバーを解雇していた。次に「自分を人質に」。自身の覚悟を示すため、包丁を見せてメンバーに本気を伝えようとしたこともあったという。その後、2011年に毛皮のマリーズは解散。新たに始めたドレスコーズでは、周囲に気を遣いすぎて疲弊し、最終的にひとりになってしまった。当時の歌詞について尋ねると、「自分のものじゃないような感覚だった」と語る。自分の人生を肯定するための曲から、誰かの人生を支えるための曲へ、さらに自分が正しい道を歩めているかを教えてくれる存在へと変わっていったと語った。
志磨遼平が「ビューティフル」を披露。
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MOROHA アフロのあじわい曲は「革命」。この曲は2013年に発表したMOROHAの名を世に知らしめた楽曲でアフロの魂が込められた1曲。制作秘話を尋ねると、アフロは「居酒屋でだけ夢を語る自分と決別するために作った曲だった」と語り、そのために断酒もしたと明かした。そんなアフロには、自己演出がトガりすぎていた時期もあるという。お香をくわえて歩いたり、「孤高なんだ」と思われたくて、リンゴをかじりながら文庫本を読んでいたこともあった。さらには、タバコの代わりにお灸の煙で「カッコよさ」を演出していたとも語った。
アフロは相方UKからMOROHAの活動休止を切り出された。当時の歌詞について尋ねると、「居酒屋で過ごしたあの時期があったからこそ、本来終わっていたはずの夢が続き、今に繋がった」と振り返った。本来は「革命」を歌う予定だったが、アフロは「相方がギターを弾いていないと、この曲は歌えない」と語り、代わりに別の楽曲を提案した。
アフロが「サンパチ」を披露。
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アフロの新曲「サンパチ」を聴いたヒコロヒーはすごかったと感動していた。
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夫が寝たあとにの番組宣伝。