- 出演者
- 矢作兼(おぎやはぎ) 小木博明(おぎやはぎ) 村上佳菜子 井森美幸
オグリキャップは笠松競馬場でデビュー。血統が良い馬はほとんどおらず中央競馬とは明らかな実力差のある中、オグリキャップの強さは別格だった。中央競馬に移籍するや否や、下剋上の如き走りっぷりで連勝街道まっしぐら。勢いに乗ったオグリキャップはG1レースにも出走。3回の栄冠に輝いた。そして、ファンの心を鷲掴みにした。しかし、現役最後のシーズンは燃え尽きたかのように成績も下降。ラストランとなる有馬記念は誰も勝てるとは思っていなかった。それでもオグリキャップは最後まで夢を乗せて走り、1着となった。この伝説の瞬間を最前列で目撃した女性たちをターゲットに捜索。番組スタッフは中山競馬場で当時このレースを見ていた人を探すなどしたが1か月半進展なし。結局、手がかりは見つからなかった。続くターゲットはオグリキャップ引退式でインタビューに答えた女性。笠松競馬場での捜索を起点に、宮川多喜子さんに行き着いた。宮川さんの父は厩務員で幼少期から馬は身近な存在だった。看護師をしていた宮川さんはオグリキャップの走る姿に元気づけられていたという。
VTRを見た村上佳菜子は「感動しちゃう」などとコメントした。
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オグリキャップの伝説のラストラン、その立役者の一人が武豊騎手。レースを終えた武騎手が最初に握手を求めたのが、オグリキャップの厩務員・池江敏郎さん。池江さんの献身的な世話があったからこそ、オグリキャップはこの日を迎えることができていた。そんな池江さんの半生を紹介。池江さんの弟・泰郎さんは調教師。実は競馬界で知らぬ者はいない。ディープインパクトやメジロマックイーンなど数々の名馬を手掛けた名伯楽。不運が重なり職を転々としていた敏郎さんは、先に競馬界に入っていた泰郎さんの紹介で厩務員になる。黙々と下働きを10年行い、その丁寧な仕事ぶりが評価されて1988年にオグリキャップの担当に抜擢された。
引退後のオグリキャップは北海道新冠町にあった。そして、引退から20年後の2010年7月3日、オグリキャップは死去した。お別れ会に集まったのは全国から約700人。天寿を全うしたオグリキャップへ、愛と感謝の気持ちを捧げていた。これまでの捜索で出会った人の人脈で、オグリキャップのお別れ会に参加した人も見つかった。
オグリキャップの伝説のラストランの映像に森口博子が映っていた。この日はテレビ番組の取材で訪れていたのだという。森口は自分の人生にオグリキャップを重ね合わせて見ていたといい、「私もそういう人生でありたい」などと語った。
VTRを見た村上佳菜子は「本当に多くの人に影響を与えたお馬さんだったんだなって感じた」などとコメントした。
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井森美幸は「探していた人にたどりつくってすごい。今の時代で足で稼いでるっていうのが大事な何かを教えてくれてる」などとコメントした。
エンディング映像。
みんな あなたが好きだったの番組宣伝。