- 出演者
- 天野ひろゆき(キャイ~ン) 塚原愛
萩市で約1200頭の豚を育てる小野さんを取材。一般的な豚舎は約1平方メートルだが、小野さんは倍の広さで育てている。運動できると程よく筋肉がついて弾力を生む。また豚に最適な室温は18℃と言われており、小野さんはもみ殻や木の削りくずを敷くことでふん尿と混ざって発酵の過程で発生する熱で豚舎が暖かくなるようにしていた。穴を掘ることで豚のストレス解消にもなる。地元の工場から安く譲り受けたパンやギョーザの皮をエサとして与えることで脂肪を蓄えさせている。トウモロコシに加えて小麦粉も多く与えている。さらに米粉を与えることで脂が甘く口溶けが良くなる。ほかにも乳酸菌や海藻パウダーなども使用。約15種類の材料を配合したエサで育てている。米粉は酒米の加工工場で米を磨くときに出たものを引き取っている。発酵床は使い終わると乾燥させて肥料になる。それを田んぼに撒いて米を育て、そこから出る米粉がエサになるサイクルを作っていた。
スタジオで豚バラ焼きを味わった。女子栄養大学の西村教授によると、豚肉の脂に含まれるオレイン酸には悪玉コレステロールの値が上昇するのを抑える効果が期待できる。赤身に含まれるカルノシンは脳の認知機能や記憶力改善が期待できる。
萩市の焼き肉店を訪ね、まかない名人のちどりさんに豚肉のジャーマンポテトの作り方を教えてもらった。食べやすい大きさにカットしたじゃがいもをレンジで加熱。大きめにカットした豚肉を油をひかずに焼く。焼き色がついたらじゃがいもを加え、塩コショウ、マスタードで味を調える。
続いて豚肉の炊き込みごはんを作る。米を入れた釜に水、酒、みりん、しょうゆ、酒、粉末だしを入れ、豚バラ肉を入れる。細かく切ったにんじんやごぼうなどのお好みの野菜を入れて炊く。
炊き上がりを待つ間に豚肉のうま塩スープを作る。肩ロースをごま油とニンニクで炒め、はなっこりー、キャベツ、ごぼう、にんじん、水を加えて煮込む。鶏がらスープ、塩こしょう、粗びきこしょうを入れてひと煮立ちさせる。
スタジオで豚肉の炊き込みごはんとうま塩スープを味わった。
エンディング映像。
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