- 出演者
- 三條雅幸 家永真幸 はな
今回の特集は、パンダ全頭返還の衝撃 何が失われるのか。
- キーワード
- パンダ
和歌山・白浜町のアドベンチャーワールドで飼育されているパンダ4頭が、今月末に中国に返還される。白浜町の30年間のパンダの経済効果は、約1300億円。1990年代初頭の白浜町はバブル崩壊で観光客が減少してたが、1994年に中国からアドベンチャーワールドにパンダがやってきて、入園者数が増加した。元和歌山県知事の仁坂さんにインタビュー。松田和之さんは、50万枚以上のパンダの写真を撮影している。白浜町の宿泊業者らが、対策委員会を設置した。
パンダ大使のはなが、和歌山で飼育されているパンダを中国に全頭返還することについてコメントした。和歌山県観光振興課のコメントを紹介。パンダの貸与の目的は、種の保存。
アドベンチャーワールドで、パンダの飼育スタッフにインタビュー。アドベントワールドでは、17頭のパンダを出産させた。パンダの発情期は、年に数日しかない。アドベンチャーワールドでは、パンダを24時間撮影している。アドベンチャーワールドでは、パンダの母子をできるだけ一緒に過ごさせるようにしている。アドベンチャーワールドから中国に返還されたパンダは多くの子どもを出産していて、種の保存に貢献している。
アメリカ・ワシントンの動物園は2023年11月に中国にパンダを全頭返還したが、1年後に再貸与された。オーストリアなどもパンダを全頭返還したが、再貸与されている。毛寧報道官は「日本人がパンダを見に中国に来ることを歓迎する」と述べた。
家永教授が、パンダ外交の主導権は中国にあって日本側ができることは限られていると語った。パンダを中国に全頭返還したあとで、再貸与された国を紹介。はなが、パンダが健やかに暮らせる環境を作らなければならないと語った。