- 出演者
- 進藤晶子 加藤浩次 大久保佳代子 後藤達也
オープニング映像。
ゲストを紹介。大久保は10年ほど前に花粉症を発症。のどに痛みが生じるように。元日経新聞記者で経済ジャーナリストの後藤によると、今年の花粉飛散量は昨年の1.4倍。1月から症状が出ているという人も。花粉症は集中力を削ぐなど経済にも悪影響。
アレルギー物質の働きを抑制する効果があるナリルチンを多く含む「じゃばら」。この果実は国内で北山村にしか育たず、村民のほとんどが花粉症を発症せず。村は、その栽培を19年前から事業化。2020年からは会社化。利益は当初の5倍以上に。果汁の6倍のナリルチンが皮に含まれていることが発見され、これを使ったポン酢「じゃぽん」など開発し大ヒット。今後も生産量を増やしていく見込み。
新潟市のダイニチ工業。主な事業は暖房機器や加湿器の開発・製造・販売で、シェアは業界No.1。新たに開発した空気清浄機「CL-HB924」は、空気中の花粉を吸い取る機能を搭載して大ヒット。フィルターと金属式プレートを両方備え、それぞれの長所をいいとこ取り。開発で苦労したのは、駆動時のファンの音がうるさいこと。そこで生かされたのは、石油ファンヒーターで培われたファンに関するノウハウ。設計から組み立てまで国内で行なわれるため、生産量はいつでも増やせる。
富山県森林研究所では、花粉を全く飛ばさない無花粉スギ「立山 森の輝き」を開発。開発した苗は苗木生産者に販売。育ったところで植林業者に出荷され、今のスギの木から植え替えていう計画。価格は通常のものより3倍以上だが、売れ行きは好調。開発のきっかけは、33年前にたまたま無花粉に育ったスギが見つかったこと。花粉を出さないよう品種改良など行い、挿し木での育苗で出荷までの期間を短縮化。
ウェザーニュースが提供している花粉症情報。全国100か所以上に花粉をリアルタイムで観測する機器が整備されており、予測も的確。
- キーワード
- ウェザーニュース