スポーツ取材歴40年のジャーナリスト・二宮清純が人生で一番手に汗握った試合。数々の名場面が生まれた2008年の北京五輪から二宮が選んだのは、女子ソフトボール決勝前日の日本vsオーストラリア戦。勝てばアメリカの待つ決勝進出をかけた一戦。この試合で解説を担当した元代表監督の宇津木妙子もこの試合を1ダフルと話す。打倒日本に燃えるオーストラリアが初回に先制するが、日本は起死回生の2ランで逆転。その後、お互い点は入らず日本が1点リードしたまま最終回へ。7回表、あと1人で日本が勝利となる展開でオーストラリアが同点ホームラン。7回裏に日本は得点を入れられず延長戦へ。

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オープニング映像。

決勝進出をかけた戦いは延長戦へ。延長戦はノーアウト2塁からスタート、イニングごとに点差がついた時点で試合終了となる。点が入りやすい状況だが8回・9回は両チームとも無得点。延長10回時は試合開始から2時間半が過ぎていた。10回裏に日本はランナーが3塁に進みチャンスを迎えるが無得点。11回表にオーストラリアが勝ち越した。絶体絶命の11回裏の攻撃、日本は1アウト3塁から再び同点に。12回表を無得点に抑え、12回裏の攻撃。1アウト満塁の展開でバッターは西山麗。西山は心臓の病気をかかえており、医師から運動制限が出されていた。ソフトボールをやめようかと思っていた中学生時に、声をかけてくれたのが北京五輪で一緒に戦った斎藤監督だった。12回裏、西山の恩師へ捧げるサヨナラヒットで日本は勝利。そして、翌日の決勝戦でアメリカに勝利し、日本は悲願の金メダルを獲得した。

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ドラマ『半沢直樹』や『アンチヒーロー』の法律監修も担当する弁護士・國松崇が選ぶNo.1大逆転裁判。事件が起きたのは2020年。施設の敷地内に自転車を停めて、職員と口論になった男性。警察を呼ぶかで激しい口論になり男性は交番へ。男性は後日、脅迫の罪で逮捕された。この男性の弁護を担当した國松崇。争点は被告人が交番へ行く途中に被害者2人に「殺すぞ」などの脅迫を行ったか否か。被告人と対面した國松は、騙そうとする人ではないと感じたという。そして、國松は供述調書を何度も読み直し、ある事実に気づいた。

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半沢直樹堺雅人日曜劇場『アンチヒーロー』長谷川博己

事件の争点は被告人が交番へ行く途中に被害者2人に「殺すぞ」などの脅迫を行ったか否か。その後、男性は起訴されたが、その決め手は被害者2人の証言のみ。供述調書を何度も読み直した國松は2人の供述の表現が細部に至るまで一致していることに気づき、取調官のストーリーでコントロールされた形跡を感じた。國松は事件現場で聞き込みを行うが有益な情報は得られず、現場近くの監視カメラを調べたが設置されていたのは交番の監視カメラ6台のみ。検察側に監視カメラの提出を依頼。計10時間以上の映像を確認すると、被害者が脅されたと証言した交差点を、被告人が振り返ることなく歩いている姿が写っていた。そして、事件発生から1年後、國松と被告人は無罪を勝ち取った。國松は「防犯カメラがなければ確実に有罪だった。小さな出来事1つ1つに冤罪の可能性はある」と話した。

2002年創刊のヒトと愛犬の生活総合誌『いぬのきもち』編集長の田中深雪が選んだ感動物語。

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いぬのきもちベネッセコーポレーション

「嘘解きレトリック」、「坂上どうぶつ王国」、「ウワサのお客さま」、「酒のツマミになる話」の番組宣伝。

吉村崇は海外で話をつけてくる商社マンには大逆転がいっぱいあると話した。

『いぬのきもち』編集長の田中深雪が選ぶ忘れられない話。2007年、都内に住む夫婦はトイ・プードルを譲り受けた。クッキーと名付け、みんなで旅行に行くことが2人の夢になった。そんなある日、夫の腎不全が発覚。妻がドナーになり腎臓移植手術を行った。

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いぬのきもちトイ・プードル腎不全

深澤辰哉がドラマ「わたしの宝物」を告知した。

入院生活中の夫の励みになったのは妻が毎日病室に貼っていく愛犬クッキーの写真だった。夫は通常より早く退院することができ、クッキーと再会。退院して1か月後にはクッキーと一緒に夢だった軽井沢旅行に。2022年にクッキーは15歳で天国へと旅立った。

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いぬのきもちトイ・プードル

「この世界は1ダフル」の次回予告。

「わたしの宝物」の番組宣伝。

「MLBワールドシリーズ」の番組宣伝。