スポーツ取材歴40年のジャーナリスト・二宮清純が人生で一番手に汗握った試合。数々の名場面が生まれた2008年の北京五輪から二宮が選んだのは、女子ソフトボール決勝前日の日本vsオーストラリア戦。勝てばアメリカの待つ決勝進出をかけた一戦。この試合で解説を担当した元代表監督の宇津木妙子もこの試合を1ダフルと話す。打倒日本に燃えるオーストラリアが初回に先制するが、日本は起死回生の2ランで逆転。その後、お互い点は入らず日本が1点リードしたまま最終回へ。7回表、あと1人で日本が勝利となる展開でオーストラリアが同点ホームラン。7回裏に日本は得点を入れられず延長戦へ。