- 出演者
- -
オープニング映像。
香川県坂戸市に建てられたモスク。この日はイスラム教徒が集団礼拝を行う大事な日。多い日には500人以上が集まることもある。聖地・メッカの方向に向かって、1日5回礼拝するのが義務。礼拝後にみんなにご飯を配るのがモスクのリーダーのフィカルさんでインドネシアからやってきた。
- キーワード
- 坂出(香川)
モスクには悩みなどを抱えた人がフィカルさんを頼りにやってくる。技能実習生の男性はコトバの壁で解雇され、新たな雇用先あ見つからないと1週間後にはインドネシアに帰らないといけない。フィカルさんは管理団体に取り合い、雇用先がないか問い合わせてくれた。
フィカルさんは造船場の溶接工として働いている。相棒はイヤホンで、日本の曲なら長渕剛や福山雅治が好きだという。お昼休みには工場の片隅にいき礼拝する。この10年で県内の外国人労働者数は6000人増加。イスラム教徒も2000人にのぼるとされる。彼れはあらゆる分野で人手不足が深刻な日本の社会を支えている。
国に家族をの残し1人で来ている人も多い。ダニさんもその1人。週に2回モスクを訪れ、みんなでご飯を囲むことを楽しみにしている。普段は食品工場で働き、時給は1000円ほど。家族にもこの1年会えていない。
フィカルさんに相談していた男性は新たに農業の仕事が決まった。かつてはフィカルさんの家に集まっていたが、みんなでお金を出し合い、 2年で3000万円を工面しモスクを作った。
フィカルさんたちが目指すのは地域と繋がり理解を得ること。イスラム教へのネガティブなイメージが独り歩きしてしまうことに悩んでいた。フィカルさんが頼りにしているのが、モスクができるまでを取材したフリージャーナリストの岡内大三さん。人手不足が深刻化するいま在日外国人との共生をテーマにしている。岡内さんの享禄でモスクに地域の人を招くイベントを開催することにした。早速自治体に相談。近所にもイベントのチラシを配って回った。
イベント当日。モスクに人が集まってきた。女性はヒジャブの着用体験を行い、フィカルさんはお祈りで何を願っているかを語りかけた。また参加者の質問にも答えた。そしてお祈りの時間ではモスクに静寂が訪れ、みんなでご飯を囲んだ。
エンディング映像。
「超多様性トークショー!なれそめ」の番組宣伝。
「ドラマ10 大奥」の番組宣伝。
「笑わない数学」の番組宣伝。
「今夜も生でさだまさし」の番組宣伝。