- 出演者
- 榊原郁恵 黒田有(メッセンジャー) 岸田雪子 遠藤玲子 片平敦 神崎博 青木源太 橋本和花子 梶谷羽奈 ハシヤスメ・アツコ
オープニング映像。
全国の観光地で問題となっているオーバーツーリズム。一言にオーバーツーリズムと言っても、マナー問題、ごみ問題、景観問題など多岐にわたる。その知られざる実態と現地の人々の意外な思いを直撃取材してきた。東京・台東区への観光客数(2024年)は、年間の観光客数約4120万人のうち、外国人は640万人と推計される。浅草・仲見世通りではメニュー表は多国語表記が当たり前。「ゴミ箱」と間違われないように、晴れていても傘を入れている。店の工夫で仲見世通りのキレイさは保たれているものの、脇道に入ると今でもゴミが散乱していた。外国人観光客が増えたからといって売上が増えているわけではない。英語が通じない外国人観光客が増え、接客で困っている。次に向かったのは浅草観光のキーパーソンとも言える一般社団法人浅草観光連盟・雑賀重昭さんのもと。雑賀さんは浅草でレストランを3軒経営しながら浅草観光連盟に所属している。「オーバーツーリズム」と過剰に言ってほしくない。先入観で訪問を控える人が増えてしまう。油物の食品を触った手で別店舗の商品を触る外国人観光客もいる。ゴミ箱も設置しているが不十分。日本を代表する観光地・浅草を守るために奔走する雑賀さんだが、目指すのは外国人の排除ではないという。日本人が好きな浅草をしっかり作り、それを外国人に好きになってもらいたい。
オーバーツーリズム浅草編。浅草観光の代名詞でもある人力車の車夫は、この状況をどう感じているのか。大きな不満はなく、外国人観光客に感謝している。毎日早朝から街のゴミ拾いをしている。観光客に「ゴミの落ちている街」と思われたくない。「観光地・浅草」というものありきで自分たちが成り立っている。実際に現場に足を運んで話を聞いてみて、聞いてみたからこそわかる見えなかった問題もあった。それと同時に、そういった問題も未来に向けて解決するために、皆さんが動いているということもわかった。
東京・浅草のオーバーツーリズムの実態についてスタジオトーク。黒田さんは「外国の方に寄せるのではなくて、浅草という街を日本人が好きで、そこに外国人が来るようになってほしいというのは、すごく良いこと」などとコメント。
東京・渋谷駅前から伝える。きょうも多くの人がいる。明日ハロウィーンで、渋谷といえば迷惑行為のイメージがついている。それを対策していて、「禁止だよ!迷惑ハロウィーン」というような旗がある。10月30日~11月1日の朝まで、ハチ公像周辺は封鎖となると書いてある。去年、渋谷センター街には約1万8000人が訪れた。職員の方の感覚だと8割から9割位が外国人だという。そこで例えば渋谷では夜間、路上で飲酒をしてはいけないという条例があったりするが、海外の人はそれを知らないので、渋谷区としては近くのコンビニなどに声をかけて、あすハロウィーンの夜はお酒は販売しないように自主規制してもらえないかというような対策をしている。注意喚起ポスターには、英語に加えて韓国語・中国語も追記。近くに大きな商業施設も様々あるが、営業時間を明日は早めに終わるという対策をするという看板が出されていた。渋谷区では約6800万円かけて、ハロウィーンで事故などがないように対策を様々行っている。
渋谷区のハロウィーンについてスタジオトーク。岸田さんは「ハロウィーンの後、ゴミ拾いを子どもと一緒に行ったりするが、最初に行った時は始発で行ったら、朝5時代位には全部きれいになっていてびっくりした」などとコメント。
アメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席は、きょう韓国で貿易摩擦の解消に向けて約1時間40分にわたって会談し、両首脳は対中関税の引き下げやレアアース規制の延期などで合意した。トランプ氏は会談後、大統領専用機内で記者団に対し、合成麻薬フェンタニルの流入を理由に、中国製品に課している関税を10%引き下げることなどで合意したことを明らかにした。またロシアのウクライナ侵攻については、終結に向けて協力するとしたものの、中国によるロシア産原油の購入は議題に上らなかったとしている。一方、台湾については「まったく話題にならなかった」と話した。トランプ氏は習氏との会談について「すばらしかった。10点満点中12点だ」と成果を強調している。
各地で相次ぐクマ被害を受け、政府はさきほど関係閣僚会議の初会合を開き、クマ被害対策の政策パッケージを来月中旬までに取りまとめる考えを明らかにした。木原官房長官は会議の冒頭、「クマと遭遇した際には落ち着いて距離を取るなど、命を守る行動を取るように」と、国民に呼びかけた。その上で、生活圏でも猟銃を使用できる「緊急銃猟」が可能な人材を増やすことや、迅速かつ適格な駆除に向けた速やかな対応を関係閣僚に指示した。
埼玉県三郷市で酒を飲んだ状態で車を運転し、小学生4人を車ではねてけがをさせ、飲酒の発覚を免れるために逃走した罪などに問われている中国籍の男が、初公判で起訴内容を認めた。検察側は「事故前に友人と中華料理店で、中ジョッキでビールを5杯飲んでいた。飲酒の影響を受けた極めて危険な運転で、事故後の対応も悪質だった」などと指摘し、懲役2年6か月を求刑し、結審した。被告人質問では「酒を飲んで興奮し、交通違反ということを認識できていなかった」などと話した。
いまが食べ頃!秋の果物を徹底調査。
フルーツティーチャー・ナオさんが解説。「山口果物」の3代目店主。甘さが自慢の新星梨「甘太」などをスタジオで試食。問題「おいしい梨を見分ける方法は?」。正解「皮の表面にあるつぶが多め」。問題「柿をおいしい状態で長持ちさせる方法は?」。正解「濡らした布でヘタを塞ぐ」。問題「プロはどこを見てリンゴを見極めている?」。正解「お尻の深さ」。問題「みかんをおいしく長期保存する方法は?」。正解「新聞に包んで冷蔵庫へ」。
東京・渋谷マークシティの現在の様子と全国の気象情報を伝えた。
番組特製QUOカードPayを10名様にプレゼント。
