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大河ドラマ「どうする家康」のトークショーが近江八幡で行われ、織田信長役の岡田准一さんが登場した。ドラマはいよいよ本能寺の変を迎える。
オープニング映像。
7月16日に滋賀県の近江八幡市文化会館で大河ドラマ「どうする家康」のトークショーが行われ、制作統括の磯智明さん、人物デザイン監修の柘植伊佐夫さん、織田信長役の岡田准一さんが登場した。
大河ドラマ「どうする家康」から岡田准一が演じる織田信長を中心にまとめたVTRを紹介し、岡田が自ら演じた信長について語った。家康の兄・師匠・壁として「圧を出す」ことに注意し、ツンデレ的な部分は意識したという。信長の格好をしていると誰も話しかけてくれなかった明かすと、磯プロデューサーは本当に怖かったと語った。家康は待ち続けて天下を取ったので、急ぎすぎた信長を強めに演じたという。
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柘植伊佐夫さんが人物デザインについて説明した。柘植はヘアメイクアーティストだったことから、メイクの知識が豊富。かつてはメイクや衣装が別々に人物像をデザインしていたが、柘植はトータルコーディネートできる点がすごいと磯プロデューサーが語った。柘植がデザインした信長を紹介した。赤い服は安土城の柱の赤をイメージしたと明かすと、岡田は近江八幡名物の赤こんにゃくだと思ったと語った。岡田は袴は履き続けたいと要望し、2人で話し合って信長を作り上げていったという。
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岡田が家康を演じる松本潤について語った。耐える芝居を続けていて、最後まで到達した時に爆発した芝居をしてくれると期待を語った。岡田が印象に残っているというシーンを紹介した。泣く予定はなかったが、自然と涙が出たと明かした。松本が演じる家康をどう揺れ動かすか考えていた。大河ドラマは1年かけて役に入っていくので自然と入り込めるという。
家康を演じた松本潤からのビデオメッセージを紹介。本当に頭が上がらない先輩を考えた時に岡田の顔が思い浮かび、出演するか相談した時に背中を押してもらったという。岡田が演じた信長に圧をかけてもらって本当に感謝しかないと語った。最後に中打ち上げをやりたいと岡田へメッセージを送った。
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松本は家康が信長と相撲を取るシーンが印象的だと語った。このアクションは岡田が考案したという。岡田は他のアクションも振り付け、制作側としても参加している。松本は岡田からアクションについての説明を受けることができたので、何をすればいいか分かった状態で本番に臨めたと語った。岡田は現場では誰も褒めてくれないので嬉しいと語った。
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近江八幡市の繁栄のきっかけを作ったのは織田信長だった。JR安土駅の北口には信長の大きな銅像がある。南口には安土城郭資料館があり、1/20スケールの安土城の模型などが展示されている。安土城跡近くにある滋賀県立安土城考古博物館の第二常設展示室では安土城跡から発掘された出土品や信長ゆかりの品々を展示している。畿内と岐阜の両方をおさえることができる場所が近江八幡だったという。琵琶湖の水運を使うこともできた。信長は周辺の街道全部が安土を通るように作り変え、安土は陸上・水上双方の交通が全て集まる要所となった。
「本能寺の変」は第28話で描かれるが、岡田は第27話で描かれる信長と家康の関係の方が重要だと考えていると語った。磯プロデューサーはお互いがかける言葉に重みがあって恋愛ドラマみたいだと語った。
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トークショーの最後では来場者全員が参加して記念撮影が行われた。
「大河ドラマ どうする家康」の次回予告。
エンディング映像。