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オープニング映像。今回は白馬岳を訪れる。
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長野県と富山県の堺にそびえる白馬岳。日本三大雪渓のひとつ白馬大雪渓があり、種類豊富な高山植物帯は国の特別天然記念物に指定されている。険しい長野側となだらかな富山側、ふもとからは全く別の姿をみせる。白馬八方尾根 スキー場のゴンドラとリフトを乗り継いで登山口である八方池山荘にやってきた。ここで登山ガイドの佐藤玲奈さんと待ち合わせ。今回は3泊4日の山旅。初日は八方尾根を進み、2日目は不帰ノ嶮、3日目は槍ヶ岳・杓子岳、4日目、白馬岳の山頂へ向かう。午前9時に出発。八方尾根を進む。白馬連山高山植物帯にはハクサンシャクナゲ、カライトソウ、チングルマなどが咲いていた。標高2500m近くまで登ってくると白馬三山が見えた。この日は標高2600mでテント泊。
2日目。最大の難関である不帰ノ嶮へ向かう。3つの峰からなり、岩場が続く。
岩場に入る準備を確認。水筒などはポケットではなくザックの中にしまう。肩掛けカバンなどは足元が見えづらくなるのでザックの中にしまう。岩場では両手で岩をつかむこともあるので、ストックもザックの中へしまう。ザックに入らない場合はサイドストラップで固定する。ヘルメットを装着する。
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不帰ノ嶮へ向かう。岩場を下り、2つ目の峰を進む。不帰ノ嶮の中でも最も厳しい峰の下り。鎖や鎖を頼りに200m降りる。足場を確認しながらゆっくりと降りていく。気が抜けない難所が続く。最後に高さ50mの巨大な岩を下る。約1時間で岩場を通過。
3日目、槍ヶ岳・杓子岳を通過して白馬岳の山小屋を目指す。槍ヶ岳を越えるまでは悪天候のためカメラを回すことができなかった。杓子岳の山頂に到着。白馬岳が目の前に大きく見えてきた。富山側はならだかで、長野側は険しい山様になっている。長野県側に広がる白馬大雪渓は日本三大雪渓のひとつ。きょうの宿である白馬山荘に到着。
白馬山荘の創業は明治39年、日本で最初の営業用の山小屋とされている。創業者の松沢貞逸は石室を山小屋にした。松沢貞逸は一般の人にも白馬岳をアピールしていく。登山案内を作り旅館の泊まり客に配った。大正11年には乗合自動車を購入して、近くの駅まで送り迎えをして客を呼び寄せようとした。こうした取り組みによって登山客は徐々に増えていった。昭和31年、日本隊のマナスル初登頂により空前の登山ブームが起きると、白馬岳も登山客で賑わうようになった。
4日目、朝4時半。ご来光を見るために白馬岳の山頂へ向かう。この日は天気が悪くご来光を見ることができなかった。待つこと1時間、朝日が出てきた。見事な雲海が続く。雲海の先に見えているのは日本海。
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