白馬山荘の創業は明治39年、日本で最初の営業用の山小屋とされている。創業者の松沢貞逸は石室を山小屋にした。松沢貞逸は一般の人にも白馬岳をアピールしていく。登山案内を作り旅館の泊まり客に配った。大正11年には乗合自動車を購入して、近くの駅まで送り迎えをして客を呼び寄せようとした。こうした取り組みによって登山客は徐々に増えていった。昭和31年、日本隊のマナスル初登頂により空前の登山ブームが起きると、白馬岳も登山客で賑わうようになった。
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