2024年9月23日放送 5:10 - 5:37 NHK総合

にっぽん ぐるり
北陸スペシャル 猛暑に打ち勝て!北陸の米

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(オープニング)
今回は…

北陸でも米不足。原因の1つは去年の記録的猛暑。北陸発祥のコシヒカリでも、品質が大きく悪化するなどの被害。夏の気温は温暖化により今後も上がり続ける見込みで、暑さに耐えられる品種の開発も進められている。

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コシヒカリ国立環境研究所富山県日本放送協会石川県福井県
オープニング

オープニング映像。

北陸スペシャル
品薄・値上がり… 猛暑で北陸の米に異変が

北陸発祥のコシヒカリが高騰。原因は去年の猛暑により品質が悪化したこと。最も評価が高い「1等米」の比率が前年比で減少。

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コシヒカリ富山県福井県金沢市(石川)
ことしは1等米に 品質のカギ握る20日間 猛暑と戦う富山の米農家

米農家の大平さん。去年は猛暑によりコシヒカリの品質が大幅に低下。穂が出てからの20日間の平均気温が26度を超えると、粒が白く濁る可能性が高まるという。去年は北陸全体で品質悪化。特に被害が大きかったのが富山。1等米比率は50.6%で過去最低に。今年は去年よりもきめ細かく対応。冷たい水や価格高騰が続いている肥料など活用。

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コシヒカリ富山市(富山)
加速する温暖化 厳しさ増す北陸の米づくり

昨年の猛暑は60年に一度といわれる規模。米どころの北陸でも暑く、米にとっては厳しい夏に。去年の段階で深刻な影響は懸念されていたという。穂が出てからの20日間は米にとって重要な時期。水や肥料の管理が重要なんだそう。今後、21世紀末までに北陸で4度以上気温が上る見込み。米にも影響が出る可能性。

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大平真也富山県文部科学省日本の気候変動2020気象庁福井県金沢市(石川)
北陸で進む 猛暑に強い品種開発

富山県産のブランド米「富富富」。猛暑でも1等米比率が高く、国内で最も暑さに強い品種。県が15年かけて開発。6年前にデビュー。こうした品種は他にもあるが、温暖化の進行が早いため今後耐えられなくなる可能性。福井・若狭湾エネルギー研究センターで行われている最先端技術を使った遺伝子開発。「炭素イオンビーム」を照射し、暑さに強い遺伝子を効率良く見つけることが出来る。今後は品質や食味について分析。

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いちほまれひゃくまん穀富富富富山県富山県農林水産総合技術センター 農業研究所敦賀市(福井)福井市立郷土歴史博物館福井市(福井)福井県立大学福井県農業試験場若狭湾エネルギー研究センター

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