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バレーボール男子日本代表は、去年、主要な国際大会で46年ぶりにメダルを獲得。そんな代表チームの躍進を陰で支えてきたのは、全てのファンが認める史上最強のバレーボール漫画「ハイキュー!!」。パリオリンピックをより楽しむために、現実と漫画の深いつながりを今こそ紐解く。
オープニング映像。
日本代表主将の石川祐希が初めて「ハイキュー!!」に触れたのは高校時代。ここ2年くらいでハマったそう。石川が「ハイキュー!!」をリアルだと感じた一つは東峰旭の心情だという。
日本代表セッターの関田誠大は「ハイキュー!!」に登場するセッターをしっかり分析している。孤爪研磨については観察力があるとし、影山飛雄の味方を安心させる声がけは自身も意識しているなどと話した。
日本代表の中でも、とりわけ「ハイキュー!!」への思いが強いのが、ミドルブロッカーの小野寺太志。小野寺は「ハイキュー!!」の舞台である宮城県出身。その上、母校がモデルとなった学校が漫画に登場する。そんな小野寺が共感するのは月島蛍と天童覚だという。
「ハイキュー!!」の作者・古舘春一はなぜここまでバレーボールをリアルに描けるのか。古舘は中学・高校でバレーボールをしていた。その時の経験を踏まえ、部活動や青春をテーマに物語を始めた。
部活動のリアルを描く漫画「ハイキュー!!」。古舘が綿密な取材をもとに描いたシーンがある。異なる地域の高校が集まっての合同合宿。
「ハイキュー!!」の連載が始まったのは2012年。日本の男子バレーボールはオリンピック出場を逃すなど苦しい状況にあった。「ハイキュー!!」の人気が高まるのとともに変化を見せたのが小学生のバレーボール競技人口。「ハイキュー!!」の力を感じているのは元日本代表の福澤達哉。「ハイキュー!!」がもたらした影響の中で福澤が注目したのが専門用語。「ハイキュー!!」を読んでバレーボールを始めた子供たちは正確な知識を得られるため、バレーボールIQが高い傾向があるという。
全国大会2連覇中の駿台学園全面協力の下、「ハイキュー!!」の必殺技を実写化した。
いよいよパリオリンピック。日本代表はどんなプレーを見せてくれるのか。「ハイキュー!!」の中からこれは使いたいというものを代表選手たちに選んでもらった。
現在の男子日本代表について「ハイキュー!!」の作者・古舘春一は「世界トップに”挑む”というより対等に戦えるという”確信”を選手の方々が意識せずとも持っているように感じます」などと綴っている。そんな古舘から日本代表チームにサプライズの贈り物が渡された。
エンディング映像。
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2024年7月15日(14:05)