大阪・関西万博の一般入場者数は2400万人以上、230億円以上の黒字の見込み。参加する国には1日ずつナショナルデーが設けられ、イベントが開かれた。大江小学校はルワンダのイ ベントに参加した。今回のつながりを地域経済の発展やさらなる国際交流に活かせれば万博が残す成果のひとつになる。メディアアーティスト・落合陽一さんの技術は、入場者の3D写真や声でAIの分身と対話し、デジタルとリアルの境界線がなくなっていくのを感じさせる。博覧会協会は並ばない万博を掲げたが、長時間並ぶパビリオンや予約のない人が並べないパビリオンがあった。関西大学・岡田朋之教授は、並ばない万博を実現する努力や来場者目線の運営、そのための投資が不足していたのではと指摘する。大阪に住むつじさんという男性はもともとパビリオンが番号のみの記載でわかりにくかったマップをわかりやすくしてSNSに上げたところ、会場を訪れる人に爆発的に広がった。今村治世万博推進室長は、大型プロジェクトと市民の新たな関わり方を示したもので、今後の主催者は市民の情報発信との向き合い方を求められるのではないかと話していた。閉幕後の会場は、国際観光拠点としてカジノを含むIRが建設中。半年の世界観をどう残すかも課題となる。

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