- 出演者
- 寺川俊平 新内眞衣 井上裕介(NON STYLE) 竹内泰人
今回は「コマ撮り」。まるでCGのような加工シーンを紹介する。
今回の熱狂的支持者はコマ撮りの広告映像を多数手がけ、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』のOP映像でも注目を集めたコマ撮り専門の監督・竹内泰人さん。NON STYLE井上はコマ撮り動画が好きで『PUI PUI モルカー』をよく見ているという。
コマ撮りとはどういうものか、竹内さんの作品で解説。ちょっと動かして写真を1枚撮ってを繰り返し、連続したら動いているように見える手法。特撮の分野の1つだという。影は実際のものになるので気を使っているという。
竹内さんが切り出した推し動画。一般的にコマ撮りは1秒=12枚で作られるが、1秒=24枚で作った作品を切り出すという。
切り出し動画の1つ目は川村真司さんが原案・脚本・監督を務めた時代劇作品『HIDARI』。世界最高峰の技術が詰まった映像だという。中でも注目なのがチェンソーで敵を回転斬りする場面。まるでCGのような格闘シーンを紹介した。残像のシーンでは形の違う透明な素材を使用して撮影しているという。5分の撮影に約1カ月かかるという。
続いての作品は新美南吉『ごんぎつね』のコマ撮り作品『劇場版 ごん』。監督は先程の『HIDARI』で猫を作っていた職人・八代健志さん。夜道を歩くシーンには2カ月かかっているという。撮影の様子を見ると、人形をレールでつって撮影していた。この作品で竹内さんが最も感動したというのが水しぶきのシーン。
『劇場版 ごん』で竹内さんが最も感動したというのが水しぶきのシーン。水たまりはラップを切って配置し、プラスチック的なもので水しぶきを作って配置している。木彫りの人形は目と眉と口が動き、表情豊かに見える。竹内さんはコマ撮り作品は時間経過がわかると萌えちゃうと話した。