- 出演者
- 小峠英二（バイきんぐ） バカリズム 佐藤栞里
オープニング映像。
大阪大学の教授・松村真宏は仕掛学という人の遊び心・好奇心を利用して人の行動を変える仕掛学を研究している。1300例以上を調査し、みずからも仕掛けを考案している。スーパーに“意味深カード”を設置すると万引きが3割り減ったという。研究は海外からも注目されてて、スタンフォード大と論文を執筆した。
斜めに赤い線が引かれたファイルボックスは順番が一目でわかるという仕掛け。海外の公園に置かれたゴミ箱は仕込まれたスピーカーから“ゴミが地下の奥深くに落ちる音”が鳴る仕組みになっていて、リトライしたくて周りのゴミも捨てる人も現れる。インドの公園ではトレーニングすると“妖怪”が動く仕掛けがある。
- キーワード
- インド
商店街で仕掛学をモニタリング検証。アルピー酒井にありがちな商店街の魅力紹介という偽のロケ企画書を渡しているが、そのロケの道中には松村が考案した5つの仕掛けが存在。酒井がどれほど仕掛けに引き寄せられるかを検証する。
アルピー酒井にありがちな商店街の魅力紹介という偽のロケ企画書を渡しているが、そのロケの道中には松村が考案した5つの仕掛けが存在。酒井がどれほど仕掛けに引き寄せられるかを検証する。1つ目の仕掛け「真実の口」は口に手をいれると消毒液が出る。酒井は仕掛けに食いついた。2つ目の仕掛けは「壁に貼り付けられた番組の告知」の目の前にマネキンを設置した。3つ目の仕掛けはアンケートゴミ箱。4つ目の仕掛けはマジックハンドでティッシュ配り。3つ目は虫メガネでのぞく紙。全ての仕掛けに食いついた酒井にネタばらし。
- キーワード
- 大阪大学医学部附属病院
松村は歩きスマホ防止の仕掛けが思いつかないという。バカリズムと小峠のアイデアを聞いた。
バカリズムからアブノーベル賞が授与される。
バカリズムからアブノーベル賞が授与される。松村には「他人の仕掛けにはきびしいで賞」が授与された。
金沢大学名誉教授・廣瀬幸雄はコーヒー学を30年前から教えるコーヒー博士。コーヒーの産地約35か国を視察した。さらに、工学の知識を詰め込んだ焙煎機を何台も施策してきた。化学反応を操るのが廣瀬式焙煎法だ。この境地に至るまでに目を通したコーヒー関連の書籍は1万冊以上。21年前、イグ・ノーベル賞を受賞してから名が世界に広がった。兼六園にある像に鳥の糞害がなかった理由を研究した。
廣瀬の日課は1日1万歩の散歩。散歩コースはジグザグだ。そしてたどり着いたのが工学の知識を詰め込んだ水素焙煎珈琲だ。150℃以上に熱した焙煎機を真空にして約300℃の過熱蒸気と水素を注入すると、酸化を抑え雑味の少ないクリアな味を実現できる。スタジオで廣瀬式水素焙煎コーヒーと市販のコーヒーを冷めた状態で飲み比べた。
廣瀬は能登半島地震の発生直後から被災地に入り、企業と共同開発した仮設トイレを設置している。水素焙煎珈琲にも使われている過熱蒸気がニオイ対策に応用されている。避難所のトイレ問題に取り組んだのは東日本大震災で被災した友人からの依頼だった。時間に余裕を見つけては避難所で自慢のコーヒーを振る舞っている。
バカリズムからアブノーベル賞が授与される。廣瀬には「歩くルートだけちょっと心配賞」が授与された。
稲村行真は獅子舞目線で町を調査している。空間・時間・人のゆとりが揃う町は獅子舞を受け入れる寛容さがあるという。稲村はこれまで500以上の地を巡り、その土地特有の獅子舞について調査・研究を続けている。獅子舞を研究することでその土地の暮らしを知ることができるという。
茨城県石岡市は獅子舞が街のシンボルになるほど獅子舞文化が根付く地域。稲村は半年前から石岡で伝統的な獅子頭作りを教わっているという。稲村のもう一つのの研究は獅子舞を広めること。今回は熊野町でオリジナル獅子舞作り。。廃棄されるものや物々交換で獅子舞の材料を調達する。1日かけて土地の調査を材料集めをした。稲村は獅子舞文化が途絶えた熊野町で演舞した。
稲村には「“獅子舞目線”だけ最後まで分からなかったで賞」が授与された。
好きなことに没頭してるからピュアな方が多いと話した。
エンディング映像。
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