- 出演者
- 柴田英嗣(アンタッチャブル) 山崎弘也(アンタッチャブル) 田中卓志(アンガールズ) 滝沢カレン 小峠英二(バイきんぐ) 長谷川雅紀(錦鯉) 渡辺隆(錦鯉) 秋元真夏
アンタッチャブルは外国人訪問者が多い都市で1位(2019年)に選ばれた香港をロケする。さらにカルロス・ゴーンへ取材を試みる。
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- カルロス・ゴーン
オープニング映像。
香港でのロケを振り返り、柴田は「晴れてんのに湿度98%だった」と語った。また、スケジュールもタイトだったという。
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九龍城砦は約30年前までに香港に存在した治外法権地域を指し、様々な犯罪が横行していた。今回、アンタッチャブルは九龍城に匹敵する最低ランクのホテルを調査する。
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アンタッチャブルは現地コーディネーターのサニーさんとオープントップバスに乗り込み、日本で言うところの銀座にあたる商業エリアを見て回った。最高ランクがザ・ペニンシュラ香港で、創業は1928年と香港最古のホテルでもある。同ホテルで日本の芸人がロケをするのはアンタッチャブルが初めて。
ザ・ペニンシュラ香港のロビーではお客様係の3人が出迎えてくれ、うち2人が日本人だった。ホテル内にある高級フレンチ「Gaddi’s」では1日1組限定で超VIP待遇だといい、厨房内に座席が用意されていた。アンタッチャブルは食事を堪能できると心待ちにしていたが、スケジュールが押しすぎていたことが判明。柴田は「オープニングなんか後で撮れた」と後悔。ザキヤマがゴネると、約4万4000円のフルコースからメインディッシュを5分で堪能した。続いて、ザキヤマは「空港からホテルまでヘリで送迎してくれる」というレビューは事実かと尋ねると、本当だった。
ザ・ペニンシュラ香港内には香港の航空史に関わる重要な品々がヘリの利用者だけがくつろげるラウンジに展示されていて、オーナーが世界中から収集したもの。アンタッチャブルはラウンジからヘリパッドに通され、景色に感嘆した。香港国際空港からホテルまでヘリで約10分、お値段は約77万円だという。アンタッチャブルは送迎用に使われているロールス・ロイスにも乗る機会に恵まれたが、編集でカットとなっていた。そして、1泊334万円のスイートに入室した。柴田、ザキヤマが戯れたベッドはシモンズ製で、マットレスだけで100万円はくだらない。トレーニングルームではマシーンが充実し、ザキヤマは「ここに来るような人は1か月くらい宿泊する」と推測した。そうなると、宿泊代は概算で1億円となり、ザキヤマは「安いね~」と言いつつ顔を引きつらせた。
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計9部屋のスイートルームにはシアタールームもあり、タブレットで照明やエアコンの調節、カーテンの開閉などを操作できる。次にアンタッチャブルはザ・ペニンシュラ香港から約100m離れた「チョンキンマンション」へ向かった。施設内に幾田のホテルが入っていて、レビューの評価は概ね2~2.5。地元民曰く、「あまり近づきたくはない」という。まず、アンタッチャブルはオーナーに挨拶することになった。
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「チョンキンマンション」のオーナーへ挨拶へ向かう途上、ザキヤマは足を止め、血痕らしきものを発見し、「ちょっと前までペニンシュラにいたよね?」と確認した。管理所に入ると、300台を超える監視カメラがとらえた映像がモニターに表示され、柴田はセキュリティ体制に驚いた。それだけ、観光客をターゲットにした窃盗、多国籍間の喧嘩が横行しているという。まず、アンタッチャブルは香港イチ美味しいとされる「咖喱王」を訪れた。パキスタン人がオーナーを務め、過去に美味しいというウワサを聞きつけて元首相が足を運んだことがあるという。2人は「ラムカレー」を実食した。小峠は「カレー食った時のリアクション、ペニンシュラの時より良かったですね」と話すと、柴田はロケのスケジュールがタイトで約6時間ぶりに椅子に座り、ほっとできたという。
5棟からなるチョンキンマンションには300軒以上のホテルが点在し、アンタッチャブルはうち1軒のシングルルームをリポート。トイレとシャワールームが一体となっていた。
チョンキンマンションには300軒以上のホテルが点在し、アンタッチャブルはうち1軒のシングルルームをリポート。柴田がシャワーをチェックすると、「外気によって入りだけ温かいけど、後半は冷たい」と語った。1泊2600円で、バックパッカーや長期滞在者には重宝されているという。オーナー曰く、レビューが低くともかなり繁盛しているという。続いて、番組スタッフが深夜を迎えたチョンキンマンションを取材することになり、警備員に同行した。大勢の警官が入り口を取囲んでいて、月に1度、不法滞在者がいないかチェックしているという。アンタッチャブルがロケした日、14名の不法滞在者が逮捕された。
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チョンキンマンションの上層階に居住する人もいて、アンタッチャブルの2人は取材していた。だが、編集でカットとなっていた。
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実業家で、各国の首脳とも親交があったカルロス・ゴーンは2018年、金融商品取引法違反の罪で逮捕・起訴された。翌年には特別背任罪で追起訴されるも、保釈中、元グリーンベレーの隊員を護衛に従えて国外逃亡を図った。行き先は故郷のレバノン。国際手配されているとあって国外には出られず、ネットや週刊誌では様々なウワサが報じられている。今回、調査員の高野正成、濱口ディレクターがベイルートへ向かい、コーディネーターのライオンさんと対面。過去にゴーン本人に取材したことがあるという。レバノンに滞在できるのは3日間。
「アンタッチャブるTV」の次回予告。
2020年8月、レバノン・ベイルートの港で爆発が発生し、カルロス・ゴーンの自宅も被災したと報じられた。コーディネーターのライオンさんは「窓が割れたのは事実なんですが、同じ家に住んでます」と語った。自宅の場所は「Google マップ」で調べると表示される。なお、ベイルートは中東のパリという異名があるが、不安定な国内情勢も相まって未曾有の経済危機に直面している。ゴーンの自宅へ向かう途上、高野は作動していない信号機をいくつも発見した。
高野がカルロス・ゴーンの自宅前で張り込んでいると、屈強な警備員たちが姿を見せた。撮影を止められ、一行は退却した。翌日、高野はレバノンの人々がゴーンをどう思っているのか街頭インタビューすると、賛否両論の意見があがったが、半数以上がゴーンを知らなかった。高野らはゴーンがスキーに興じているという情報をもとに、レバノンのファラヤへ向かったが収穫は無かった。調査最終日、コーディネーターのライオンさんを通じてレバノン政府のアミン・サラム経済大臣にインタビューさせて貰えることになり、高野はレバノン国内の情勢について尋ねた。経済危機に加え、22年10月以降、大統領が不在で、政治状況も不安定だという。