2023年7月6日放送 23:06 - 23:55 テレビ東京

カンブリア宮殿
【資源高騰で中古家電がバカ売れ!トレファク革命!】

出演者
村上龍 小池栄子 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

カンブリア宮殿
快適!安い!超品揃え!快進撃“トレファク”の秘密

東京・あきる野市の自然人村はキャンプ場で、必要なものを買い揃えていくうちにキャンプグッズは結構な値段に。中にはコールマンの商品を使う人や、リユース品を使う人も。購入した場所はリサイクルショップ。トレファクスポーツアウトドア多摩南大沢店では、一見すると普通のアウトドア用品店に見えるが全てリユース品を扱う。所狭しと並ぶ様々なキャンプ用品。テントだけでも100種類以上の品揃え。スノーピークの四人用テントも2万3千円のやすさ。さらに登山靴は未使用品で半額に。初心者からヘビーユーザーまで圧倒的な品揃えで客が集まってくる。また商品を試すことのできるスペースも完備している。またトレファクでもう一つ売れまくっているのはエアコン。定価よりもだいぶ安くなっている。エアコンは設置が難しく、なかなかリユースでは売っていない。

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リユースエアコンにもってこいなのがトレファクマーケット。多種多様な家具や家電が並ぶ。ここは家具と家電のリサイクル専門店。フランスベット製の定価12万円のものが、3万円台に。エアコンも売れまくっている。他のリサイクル店では取り扱いが少ないエアコンが30種以上。トレジャー・ファクトリーの売上高はこの10年で3倍以上に。その秘密がイオンモール神戸南。ここでは入居するテナントの中で最大の面積を誇るのがトレジャー・ファクトリー。店内は広々で清潔感がある空間。アパレル商品やワイヤレスイヤホンはリユース品。日常的に使いたくなるリサクル店でこれが急拡大の原動力。さいたまの倉庫には家電製品や玩具まで客から買い取った様々な中古品が。トレジャー・ファクトリーの社長は野坂英吾。野坂は以前番組にでた際は年商80億円だったトレジャー・ファクトリーを率いる若き経営者だった。トレファクでは四年前から、ほかが嫌煙するエアコンの買い取りを強化。中の洗浄を行い、取り付け工事の体制を整えるなどリユース市場にエアコンという新たなジャンルを設けた。今では1夏に2000台は売れるという。他が買い取らないものを買い取って工夫して売る。これがトレファクの成長戦略。

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古着を扱うトレファクスタイルを訪れると買い取りカウンターで客が売りに来た古着を次々に買い取っていく。有名ブランド品や、わずかしか値がつかない古着でもトレファクなら買い取ってくれるという。こうして買い取った膨大な古着を売り切る工夫がある。店内で仕分けられた古着の一部はトラックに詰め込まれ向かった先はユーズレットという激安古着専門店。ここもトレファクが展開する店で、売れない商品が日々安くなる仕組みで、一方、表参道にある店にはブレンドコレクト。ここは高級ブランド専門のリサイクルショップ。幅広く買い取って、様々な業態で売り切ることでリユースビジネスを拡大している。またトレファクでは客を引き付ける仕組みに、楽器のリユース品売り場では、品揃えと管理の良さにマニアの間では知られた売り場。

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トレファクでは自分たちの好きな商品の売り場を自由に作ることが出来る。スニーカーマニアの店長の石井はそれをいかしてビンテージスニーカーのコーナーを作った。さらに他店舗ではアイドル好きの店員がアイドルグッズ売り場を作るなどしている。野坂は番組に出演して10年が経過したが、あまり日々を振り返ることがなく、会社の成長を改めて感じたという。業態については10年前は2業態だったが今では10業態にまで増えたという。自由に売り場を作ることができるが、そのルールは?についてはまず小さい店舗からチャレンジし、店舗の1コーナーからスタートし、専門の売り場を作ると一気に買い取り需要が出てくるという。また客層も幅広く、若い人から年配までリユース品に抵抗がない人が増えてきたという。

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中古品の店を進化させろ!トレファク社長 涙の格闘

野坂は店舗視察で譲れないこだわりがあるという。陳列の乱れをシビアに指摘。またアクリルパネルについた細かなホコリなどを指摘した。こだわりはリサイクル店を感じさせない快適な店作り。野坂は学生時代から企業を決意していた。ビジネスのアイディアを50書き出して、その10番目に思いついたのがリサイクル店だった。理由はショッピングモールでバイトをしていた時の光景。発売されて半年の新品のようなダイニングセットなどが捨てられ、もったいないと感じていたと答え需要を見込んだという。そして野坂は、東京近郊のリサイクル店を回り店長に独自に聞き込み調査をした。その時のノートがある。店員が何人いて、扱う商品や価格、店のレイアウトも図解した。そして店の問題点も書き出した。調査した店の数は48店。1995年に1号店をオープン。その創業の決意には社会に役立つリサイクルが当たり前になる今までにない店を作ろう!だった。しかし悲しい出来事に襲ったという。

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トレジャー・ファクトリー

1号店をオープンし、ようやく3年で客が増え始めた頃に野坂に衝撃を与える出来事があった。家具を購入してくれた客の家に野坂が商品を持っていった際に、家を間違えて訪問し、その人に間違いであることを指摘された。そして隣の家に運んだがその後、その客から電話で隣の客に中古品を買ったことがバレて貧乏人だと思われたとクレームをあったという。当時リユース品はお金がないから売買するという考えが標準だったという。野坂はその電話のあと涙が止まらなかったという。この涙に野坂の原点がある。野坂は創業前に出したアイディアの中には駐車場のシェアリングと答え月極駐車場は昼間使用していない人もいて、昼に使用したいとなどとシェアリングしてみたらなどと考えたという。この業態を選んだ理由については事業を長く続けられるには社会から求められ続けるのが大事だと考えたという。起業する時が東京都の粗大ごみが有料化するので捨てる時にお金がかかるならお金を大事に使おうと思う人が増えてくると思ったという。またリサイクルショップを運営するにあたり48軒のリサイクルショップを回ったというが、たくさん見ないと本当の意味での課題や顧客のニーズがみえないと思ったという。その中で難しいと思う部分もあったがうまくいっている店もあり、その要素を見ているとだんだんわかってきたという。

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トレジャー・ファクトリー

野坂は創業当時中古品を買うことに貧乏人と思われるのが嫌だとお客に怒られ泣いてしまったという。よかれと思ってサービスを提供したのに顧客がそういう発言をすることに矛盾を感じ、皆が気持ちよく使うためにサービスを進化させなければいけないそんな強い思いをもった瞬間だったという。

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トレジャー・ファクトリー
買い取りと引っ越しが合体 業態を越えた新ビジネス

トレファクが始めた便利なサービスがあると聞きその担当者についていくと、中古買い取りとあるビジネスを合体させたサービスだという。

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トレファクが始めたサービスは今までにない引越サービス。これから引っ越しを始める家で廃棄するという家の中のものにピンクのシールを張り始めた。引っ越しの際に有料で廃棄する家事道具をトレファクが買い取ってくれる。引っ越しと買い取りをセットにしたサービス。この日の四人家族の場合、引っ越し費用は11万円。そこから買い取った金額を引いて9万円台に。買い取りが多ければ引越代が0になることも。その取り扱い件数は5万4000件にも。さらに引っ越しだけでなくバイヤーが家の中から買い取れそうなものを探す中で不動産担当が家の外壁チェックを行ったがこの家自体を査定している。トレファクが家の売買まで行ってくれるトレファク不動産は家の売却と不用品の買い取りを行うワンストップの便利なサービス。また生前整理まで行い、人生の様々なシーンで使えるサービスを次々に立ち上げている。トレファク引っ越しを始めた理由に野坂はリユース事業の中で買い取りが重要で、家電家具を買い取る場面を考えると引っ越しの場面が一番不要な物が出てくる。冷蔵庫1つのためにお客の家に向かうのは難しく、引っ越しとセットであればもう少し幅広いお客の家にいけると思いスタートしたという。

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野坂は海外で日本のぬいぐるみの需要が高いと答え、国内では汚れがきになると流通していない。しかし海外のマーケットでは売れるので幅広いものを買い取りしているという。送る先はタイのバンコク。トレファクはすでにタイと台湾に4つの海外店舗を構える。そこでは日本のぬいぐるみが大人気。野坂は経営論に今やれることにしっかりフォーカスしてそこを発展させていくと次の段階に行くと答え、新しいアイディアやできることがどんどん増えていくがあまり焦りすぎず、一つ一つやっていけば次の世界が開けていくと答えた。

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トレジャー・ファクトリーバンコク(タイ)
(エンディング)
編集後記

村上は今日の総括に野坂さんはまじめだ。中学2年の時に、企業を決意。50のアイディアを書き出せと言われ、10番目に思いついたのがリサイクルショップ。視察を開始。3軒回ったときに止めようと。だが48軒目で気づく。接客や買い取り、値付け、商品陳列など、当たり前のことができていない店が生き残っている。当たり前のことをやれば成功するかも。そして、成功した。コンビニやスーパーなどの他の小売のように、リサイクルショップが、どこの街にも1つはあるような社会インフラになるのが目標だった。目標も達成された。とした。

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次回予告

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