2024年12月24日放送 22:00 - 23:00 TBS

クリスマスの約束
2024

出演者
小田和正 鈴木雅之 矢井田瞳 平原綾香 藤井フミヤ 中村中 大橋卓弥(スキマスイッチ) 太志(Aqua Timez) 清水翔太 水野良樹(いきものがかり) 常田真太郎(スキマスイッチ) 松たか子 財津和夫 広瀬香美 玉城千春(Kiroro) 吉岡聖恵(いきものがかり) 夏川りみ 一青窈 クリスタル・ケイ KUREI(キマグレン) JUJU ISEKI(キマグレン) AI 山本潤子 根本要(スターダストレビュー) 佐藤竹善 
(オープニング)
オープニング

2001年に始まった「クリスマスの約束」。様々なアーティストを迎え年に1度放送してきた。2009年には諦めかけていたある大きな夢を実現した。

(クリスマスの約束)
クリスマスの約束 2009

2009年8月、小田和正は「大勢のアーティストが集まり、自身の曲をワンコーラスをめどに一曲ずつ全員で歌ったらどうなるだろう?」と考え、多くのアーティストに参加のお願いの手紙を書いた。そして、何人かのアーティストが手紙に応えてスタジオに集まってくれた。小田は自分の思いを語るが、この日は具体的な話は進まなかった。

8月末、この日のスタジオにはさらに多くのアーティストが集まった。ここで小田和正は決意を伝えた。議論も大切だが、とりあえずみんなで声を出し、思い描くものと違ったらきっぱり諦める。3時間近くリハーサルを行うようやく仮のメロディーができ上がった。それを聴いた小田は「思ったよりずっと良かった。引き続きみなさんよろしくお願いします」とアーティストたちに伝えた。

本番まであと3か月の9月。参加してくれたアーティストたちの大切な曲をどのようにメドレーにしていくのか、本格的な音源づくりが始まった。メンバーの中で結成された小委員会との話し合い。この日は、小田が仮につないだメドレーを聴いたあと、再び話し合い。小田の強い思いを根底から覆す意見も出た。夜遅くまで話し合ったが、結局この日は答えは見つからなかった。

本番まであと2か月。全員で歌うことに問題を抱えながらもリハーサルが再開。この日は小田より何世代も若いアーティストたちが多く参加。小田と同じ時代を生きてきた心強い友の姿も。

この日は番組スタッフとの打ち合わせ。小田和正とスタッフの間には大きなズレがあり、テーブルは重苦しい雰囲気。あくまでも番組の目的を求めるスタッフと、目的のためではなくその先にあるものを見据えている小田。

本番まで1か月を切った11月。この日からバンドを入れて本格的なリハーサルが始まった。多くの曲を覚え、練習して自分のものにしていく。リハーサルを重ねていき、小田の提案で結団式という名の食事会が開かれた。ここで、小田はメドレーのタイトルを、曲の長さである「22’50”」だと発表した。そして、すべてのリハーサルを終えた小田は「最初は台本も何もないところで始まって、いつの間にかそれぞれが物語を作り始めた。お客さんの中にもストーリーが生まれるはずだから、相乗的にどうなるか楽しみだね」と語った。

8月の手紙から始まった2009年の「クリスマスの約束」は長く険しい道のりだった。誰も経験したことのない物語が開演する。

22’50”
(エンディング)
最後のニュース/井上陽水

小田和正らが井上陽水「最後のニュース」を披露した。

キーワード
井上陽水最後のニュース

小田和正らが井上陽水「最後のニュース」を披露した。

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井上陽水最後のニュース
(番組宣伝)
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