- 出演者
- 桑子真帆
(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
家事代行サービス 急拡大の陰で…
急拡大する 家事代行サービス
家事代行で働く人は長らく家政婦で女性の仕事とされてきた。1980年代に自社の専門スタッフを派遣する家事代行会社が登場し、現在はネットのマッチングサイトを活用した低価格のサービスが拡大している。市場規模は2年後に最大で8000億円に拡大するとも試算されている。マッチングサイトの運営会社の登録者は15万人。単身者が4割を占める。65歳以上の高齢者人口の約1/3を占める日本では介護サービスではまかないきれない家事に悩む高齢者も増えている。介護保険が原則適用されない家事は窓のガラス磨きやペットの世話など。
家事代行サービス なぜ急拡大?/その陰でトラブルも
家事代行サービス拡大の背景には共働き世帯や単身世帯の増加がある。家政婦(夫)紹介所は泊まり込みなど契約内容が柔軟、家事代行会社はサービスの質が一定で会社が責任を持つ。マッチングサイトは従来よりも低料金でトラブル時は当事者間で解決するという。
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家事代行 急拡大の陰で 客からの無理な要求
マッチングサイト登録では客から無理な要望もあるという。8年前、家政婦紹介所を介して働いていた女性は1週間の泊まり込み勤務の翌日に亡くなった。労働基準法は家事使用人には適用されないという。
家事代行 急拡大の陰で 正当に評価されない現実/いま何が求められるか
家政婦(夫)の紹介所を介して家庭と契約する人は労働基準法は適用されない。家政婦(夫)への実態調査は「休憩時間はない」が47.1%、「休憩時間と勤務時間の違いが明確でない」が63.3%だった。よりよい家事代行サービスのためには労働基準法の改正や相談窓口の設置などが必要という。
”家事代行は仕事” 亡き妻のために
家事労働の翌日に亡くなった女性の夫は妻を弔った海を訪れた。夫は「やっぱり懸命に働いていた妻の無念さを晴らしてやりたい」などと話した。
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