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- 野上慎平 坪井直樹 角澤照治 依田司 山本雪乃 潮田玲子 住田紗里 斎藤ちはる 森千晴 今井春花 荒井理咲子
今日のテーマは、絶滅に触れる神田の私設博物館。
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- 神田(東京)
去年オープンした絶滅メディア博物館は、世代交代したりや技術競争に敗れたりした歴代のカメラや記録媒体などが並んでいる。歴史の記憶を残しておきたいと元CM制作会社出身の館長が運営している。携帯電話や音楽プレーヤーなどがある。展示物はすべて触れることができる。
絶滅メディア博物館館長厳選の家庭用動画カメラコレクションを紹介。1922年のフランス製の9.5mmフィルム「パテベビー」は博物館内最古の動画カメラ。ファインダーはレンズではなく本体上部にある折りたたみ式の金属製の枠だけ。撮影中は手動でフィルムを一定の速さで巻き続けなくてはならなかった。1931年にパテベビーで撮影した映像を紹介。9.5mmフィルムには他のフィルムと違って真ん中にパーフォレーションという送り穴が開いているため、映像の真ん中にノイズが入りやすい。
歴史的瞬間を偶然撮影したカメラは1962年の米国製「Bell&Howell/ZOOMATIC」。ズームレンズを搭載しゼンマイ式。1963年、米国・テキサス州ダラスを訪問中に暗殺されたジョン・F・ケネディ大統領。その瞬間を一般の人が同型のカメラでたまたま撮影。
1984年に登場した日本製の「Victor/GR−C1」は映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に出てきたカメラ。技術の進化も進み、フィルムからテープ収録の時代に変化。ビクター社の6年古いモデルではカメラとテープを入れる収録機がバラバラだった。ケーブルで繋がっていたため、あまり動き回ることができなかった。
1996年の「SONY/DCR−PC7」はパスポートサイズ。角度が変えられる液晶画面のおかげで自由なスタイルでの撮影が可能になった。2001年からiPodシリーズが続々登場。2007年の「SANYO/Xacti」はカメラ本体が小さくなり、片手で持てるサイズになり、記録メディアもテープからメモリーカードに変化。
絶滅メディア博物館の映像を受けてのスタジオトーク。詳しくは電話での問い合わせを。博物館での展示品の約8割は寄贈品だという。寄贈者は入館料半額になる。
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7月9日は語呂合わせで「泣く」になる。ピカソの「泣く女」のモデルになったのは当時付き合っていたドラ・マール。出会ったころは写真家として活動していたが、ピカソは女性が途切れることがないため、彼女は精神的に不安定になっていったという。
問題:「ピカソ」について正しいものは?青…モナリザ窃盗を疑われた。赤…子どもに愛人の名。緑…墓石を磨く。
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