2025年5月6日放送 5:10 - 5:35 NHK総合

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未来への言伝−ことづて− ポルノグラフィティが、“歌”でつなぐ。

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未来への言伝−ことづて− ポルノグラフィティが、“歌”でつなぐ。

広島・因島出身のロックバンド・ポルノグラフィティ。約半年かけてきた歌の製作が大詰めを迎えている。それは次世代へ被爆を伝えるNHK広島「被爆80年プロジェクト」のテーマソング「言伝 ―ことづて―」。当初、被爆というテーマを扱う不安を抱えていた。自分たちは何を伝える事ができるのか。広島の人たちに出会い模索した。ポルノグラフィティは何を伝えようとしたのか。半年にわたり密着した記録。

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未来への言伝−ことづて− ポルノグラフィティが、“歌”でつなぐ。
”被爆”を歌にする作詞過程に密着

これまで数々のヒット曲を生み出してきたポルノグラフィティ。今回の歌も多くの人が口ずさめる歌にしようと考えていた。2024年10月、歌づくりに進展。作詞に取り掛かっていた。今回デビュー以来、初めてメロディーより先に歌詞を書く詩先に挑戦。メッセージを明確にするため。広島の人たちの思いをどう歌詞にするか。被爆というテーマを親しみやすいポップソングに仕上げる。新藤さんはそのためのモチーフを生み出していた。

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”被爆”を親しみやすい歌に モチーフは”一番電車”

何もかもが破壊された8月6日。わずか3日後、生き延びた人たちが路面電車の一部区間を復旧。このとき走った電車は後に一番電車と呼ばれた。新藤さんが描いた第一稿は作曲をする岡野さんの元へ届けられた。ポルノグラフィティとしてどんな歌を届けるべきか掴んだ2人。岡野さんは作曲に取り掛かった。

あの日 何を目にしたのか ”一番電車”車掌との対話

2024年11月、進藤さんは一番電車についてもっと知りたいと再び広島を訪れた。あの日、一番電車に乗っていたという人がいる。路面電車の車掌をしていた笹口さん。広島市民の生活を支えていた路面電車。戦況の悪化とともに運転手や車掌が不足していた。そこで補おうと作られたのが広島電鉄家政女学校。笹口さんは14歳で入学し、車掌になった。あの日、笹口さんは被爆地から2kmで被爆、がれきの下敷きに。3日後の早朝、一番電車が出発する己斐駅へ向かった。日々の営みを取り戻そうとする力強さが広島の人々にあった。この後、進藤さんは歌詞を書き上げた。

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心に響くメロディーを追い求めた作曲過程

2025年1月、歌作りは最終段階に入った。作曲をした岡野さん。心に響くメロディーを探して曲調の異なるデモ音源をいくつも用意した。

心に響く”歌”にする試行錯誤のレコーディング

大切なメッセージを込めた大サビにコーラスを加えようという提案。一方、進藤さんからも。気になったのは歌詞の中でも一番電車が走った状況を描いた部分。1時間悩み続けた。当時の状況をより想像させる歌詞はどちらなのか。

未来への言伝−ことづて− ポルノグラフィティが、“歌”でつなぐ。

被爆を心に響く歌にして伝えたい。そう2人が願い作った「言伝 ―ことづて―」。思いは届き始めている。この歌が未来につなぐ一歩になればいい、ポルノグラフィティはそう願っている。

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言伝 ―ことづて―
言伝 ―ことづて―

ポルノグラフィティ「言伝 ―ことづて―」が流れた。

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(エンディング)
エンディング

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