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「連続テレビ小説 ブラッサム」の主人公・葉野珠のモデルとなった宇野千代が晩年に遺した幸福の言葉の魅力に迫る。
宇野千代は明治30年に山口・岩国市に生まれ、24歳で文壇デビュー。夫に何度も不倫され、4度の結婚と離婚を経験。30代で立ち上げた会社が倒産し8000万円以上の借金を抱えが、宇野はどんな苦しみも作品に昇華した。60歳で発表した代表作「おはん」は経験を反映させながら前を向くヒロインを描いた。
宇野千代ファンでイラストレーターの中山庸子さんに話を聞いた。宇野の本の中からピンときたものをほぼ毎日書き写している。美大卒業後美術教師になった中山さんは、20代の頃生徒や保護者の厳しい言葉に苦しめられた。教師と続けて3年が経ったある日、何気なく手に取った雑誌で宇野千代の言葉に力をもらった。前日夜に自分の着たい服を用意するようになると生徒の反応は激変し、自信が持てるようになった。教師を辞めるとイラストレーターになることを決意したが、ここでも宇野の言葉に背中を押された。
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山口大学の学生に宇野千代の言葉が書かれた100枚のカードを見てもらい、気になる言葉があるかを調査。考えすぎてしまうという学生は「ポジティブすぎる」とコメント。中山さんは、苦労したバックグラウンドを知ったらわかると思うと話した。
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新人記者の頃に取材先で宇野千代に出会った日刊いわくにの藤井記者は、幸せの種を蒔きたい人、そのことが最大の喜びだとおっしゃっていたと話した。藤井さんも地元のスポーツチームの活躍や地域イベントの賑わいなど身近な幸せに光をあてた記事を書いており、地域の人に親しまれている。中山さんは、宇野先生は長生きしたからたくさんの幸福の言葉を編み出せた、シニアになって何かを失うのではなくお世話になった分返すこともできるし昔を懐かしむこともできる、年を取るのもいいものという幸せと話した。
ブラッサムの番組宣伝。
エンディング映像。
