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オープニング映像。
2023年6月23日、日本柔道史上最速で五輪への切符を掴んだ詩。密着初日、五輪連覇へn自身を聞くと「70%くらいです」と答えた。高校3年生の冬に左肩を負傷し、2019年の世界選手権の後、右肩にも違和感を抱くようになった。肩に不安を持ちながら出場した東京五輪は金メダルを獲得した。その2か月後に両肩の手術を決断し、半年間畳から離れた。手術から3年、肩の違和感は消えない。
2月、高尾山を駆け上がってトレーニングした。トルコへの海外遠征では道着を自分で洗濯していた。五輪前最後の国際大会ではオール1本勝ちで優勝した。五輪連覇への自信は85%になった。パリ五輪走行会に詩の姿はなかった。原因不明の体調不良で体重は約2kg落ちた。連覇への期待と重圧に追い込まれていた。連覇の自信が100%になることはなかった。
パリ五輪の2回戦で相手の手が詩の右目に当たるアクシデントが。五輪後に真相が明らかになった。コンタクトが裏に入ったという。
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パリ五輪2回戦、詩はコンタクトまぶたの裏に入り右目が見えていなかった。国際大会で海外選手に一本負けするのは柔道人生で初めて。敗戦から4時間後、言い訳をひとつもせず自身の弱さを口にした。
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兄の一二三もまた、日本柔道史上最速で五輪代表に内定。東京五輪から無敗でパリへの切符を掴んだ。一二三の強さには緻密に計算された2つの準備があった。1つ目は減量。7週間で8キロ落とすという減量生活に密着した。
去年12月、連覇の自信は100%だと一二三は言った。一二三は減量前最後の食事をした。ほとんど減量が必要のない詩に対して一二三は大会の度に7週間で8kgの減量を強いられる。減量期間中は全部自炊だという。肉類に加え野菜やきのこに米200gを合わせ約500kcalのメニューを毎食食べ続けるという。秤は常に持ち歩く。計量2日前には米200gとささみ1本のみ。最後はカロリーではなくグラム単位で調整する。最後まで汗を絞り出し、65.7kgで計量をクリアした。体脂肪率3%まで仕上がっていた。
パリ五輪まで残り59日、階段を駆け上がる練習を予定より1本多く行った。不安要素を消すための限界を超えるトレーニングはサーキットでも。この日決められたメニューは3セットだったが、もう1セット追加した。五輪当日、入念な畳のチェックを行った。詩の敗戦を見ていた一二三は動揺することなく畳に上がった。準々決勝ではこの試合2度目の鼻血でピンチを迎えた。
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パリ五輪準々決勝、この試合2度目の鼻血でピンチを迎えた。緻密な準備を積み重ねてきた一二三にはこれも想定内。試合が再開すると13秒で勝利した。誰よりも緻密に準備を積み重ね、再び世界の頂点へと上り詰めた。
千原ジュニアとヒコロヒーは「絶対に法律として背中になにか入れなきゃいけないとしたら何入れますか?」という質問を考えた。
「母を訪ねて in the world」の番組宣伝。
TVerの告知。
千原ジュニアとヒコロヒーは「絶対に法律として背中になにか入れなきゃいけないとしたら何入れますか?」という質問を考えた。一二三は「不動明王」と答えた。
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