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オープニング映像。今晩泊めてください、ボクと知らない誰かのおうち後編
シュラフ石田さんはこの4年あまり毎晩見知らぬ人の家に泊まりながら旅を続けている。家まで行ったら奥さんがNGということがあったとのこと。家主の稲さん夫婦は石田さんに興味深々だった。稲さん夫婦はちょうど人生面白いことやりたいねと話し合ってたところに石田さんがいたという。石田さんは元々普通に仕事をしていて最終的にコンビニの店長をしていたと話し元々旅が好きだったけど普通に回っても味気ないのでこのスタイルになったと話した。ご夫婦とは朝分かれまた夜どこかの家へいくとのこと。石田さんは1991年に千葉県で生まれた。高校の頃までは自分を主張するのが苦手なタイプだったという。地元の大学受験に失敗し1浪して佐賀大学へ入学した。在学中は女装アイドルとして活動した時期もある。大学卒業後に入社した会社でコンビニの店長を2年間勤め28歳で退職した。以来、あかの他人の家を泊まり歩くようになった。全国を旅して記録をYouTubeにアップしている。交通費はサラリーマン時代の貯金からとのこと。石田さんは以前泊めてくれた人から飲み会に招かれたが、待っていたのは質問攻めだった。
この日石田さんが泊めてもらったのはかつて泊めて貰ったことのあるりかさん(26)宅。りかさんはアルバイトでホテルの受付をしていて、石田さんについて「何を話しても引かない人だと思っていて、孤独を埋めてくれるコスパの良い質の良いぬいぐるみだと思う」など話した。別の日は千葉県・柏の駅前でゴミ拾いをしていた芸人の茨城のフリーザさんと一緒にゴミ拾いをして泊めてもらうことになった。芸名はドラゴンボールのキャラクターがヒントで、フリーザが好きだからだという。石田さんは別日にお世話になった事がある家主さんたちを集めてオフ会を企画して16人が集まった。
石田さんは家主さんたちに呼びかけオフ会を主催。会費1000円で飲み物やおつまみは持ち寄り。中にはわざわざオフ会のために鹿児島から来た人も。福岡の和田さんは「めちゃくちゃ年下の若者かと思ったら全然ただのおっさんで。お前何やってんだよって」と出会いについて話し、また石田さんについて「闇持ってるでしょ多分。そうじゃないとこんなことしないし」などと考察。石田さんに対する見方は様々だったが、全員家主になって面白かったという。オフ会から3週間。雨の夜に訪ねたのは石田さんの闇を指摘した家主さん。4年前から数えて7回目の宿泊だった。
初めて石田さんが泊まったのは4年前。当時福岡県で暮らしていた家主さんも転勤で東京に移り、学校の先生を続けている。乾杯をして早々、いきなり「キレられたことあります?」とディープな会話が始まった。石田さんも「なくはないかな。泊めてやってるのに何だその態度は、みたいな」と回答。また泊めてもらって助かる反面、家主側も自分に何かを求めているからウィンウィンの関係だと話した。一方家主さんは「半分正解だけど半分間違ってる」と指摘。福岡の頃は「きついけど縁ができちゃったから。困ってるんだろうなと思って泊めてた」と、何かを求めて泊めてくれてるはずという解釈について間違いがあると話した。石田さんも家主さんからのきつい言葉も受け入れ、関係の深さが伺えた。そしてまた別の夜。旧知の家主さんが受け入れてくれた。
家にはよく冷えたビールが待っていた。家主も石田さんを心待ちにしていた。初めての出会いは春日部駅だという。28年前にご主人を白血病で亡くした。家主さんは石田さんのYouTubeをいつも楽しみに覗いているという。前回までの寝室の場所は工場であったが今回は独立した息子さんの家に格が上がった。家主さんは石田さんがフラフラしているが彼は楽な方に行っていない頑固なんだ等と話した。
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