2023年10月8日放送 14:00 - 14:55 フジテレビ

ザ・ノンフィクション
今晩 泊めてください〜ボクと知らない誰かのおうち〜 前編

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像が流れた。「今晩 泊めてください 僕と知らない誰かのおうち 前編」のテロップが流れた。

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南越谷市(埼玉)年越しそば
今晩泊めてください ボクと知らない誰かのおうち 前編
今晩泊めてください ボクと知らない誰かのおうち

シュラフ石田さんは、恋人が今まで一度もいたことがないという。自分のことが1番好きだとのこと。リュックひとつでいろんな人の家に泊まって暮らしているという。「今晩泊めてください」とボードを出して、駅前で泊めてくれる人を探す。3年くらいこんな暮らしを続けているとのこと。泊めてくれる人がみつかった。泊めてくれるカナトさんは、音楽の専門学校に行っているとのこと。夕食を石田さんと一緒に食べるカナトさん。石田さんはコンビニの野菜とカップ麺を食べる。お風呂にも入り、ドライヤーも借りる石田さん。シュラフで眠る石田さん。夜が明け日曜日だった。石田さんは、身支度して、去っていく。

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クリスマスイブ三宮(兵庫)

1991年、サラリーマンの父のもと、千葉に生まれた。高校の頃までは、自分を主張するのが苦手なタイプだったそうだ。地元の大学受験に失敗し、1浪して佐賀大学へ。それまでの反動か、在学中は女装アイドルとして活動した時期もある。とにかく目立ってみたかったと、本人は言う。卒業後に入社した会社でコンビニ店長を2年間勤め、28歳で退職。以来、赤の他人の家を泊まり歩く日々を送るようになった。しがらみのない出会いは一期一会。自分が一番自分らしくいられるから。それが最大の理由。旅が好きだったこともあり、気の向くままに全国を巡って、記録をYouTubeにアップしている。

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XYouTube佐賀大学千葉県

2022年の大晦日は、大阪にいた。体調を崩したりした時以外、滅多に実家には帰らない。さすがに今夜は無理だろうと思ったら、吉田さんが泊めてくれるそう。福祉の仕事で、副業でカメラマンをしているという。例によって、相手の事情に耳を傾ける。石田さんは、年越しそばまで食べる気だった。泊めてくれる人の多くは一人暮らしの男性だが、稀に女性やご夫婦もいるそうだ。部屋の主は、わざわざ自転車をとばして買い出しに。こうした日々で石田さんが恐怖を感じたのは、今までで2度だけ。相手の女性がハサミを握りしめた時は家から逃げ出し、男性に体を触られた時ははっきり断ったのだとか。すっかりくつろいでいる。吉田さんが帰ってきてご飯を作って食べた。吉田さんは、寂しさを埋めてくれる人が欲しかったから声をかけたようだ。一方の石田さんは聞き役に徹する。年越しは、関西らしくにしんそば。お相手にとっては、精一杯のおもてなしだったに違いない。でも、石田さんは翌日お昼までごちそうになったのに、わりと淡々としていた。出会いにも別れにも過剰な思いは抱かない。それが旅の流儀なのかもしれない。

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うつ病双極性障害大晦日梅田(大阪)

石田優が東京・神楽坂で待ち合わせたのは大学時代の後輩で会うのは半年ぶりだったが、後輩の意見は正論ばかりだった。泊めてくれる人を家主さんと呼ぶ石田さんの議論はどこまでも平行線。当てもなく昼間はひたすら移動を続けている。観光スポットなどには興味はなく食事を済ませたカフェで本を読んだり、Youtubeの編集をしたりしている。この日の夕方は下北沢の駅前に立ち、若者が行き交う町で思いがけない出会いがあったという。

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YouTube下北沢駅前広場下北沢(東京)神楽坂(東京)

石田優は下北沢の駅前で偶然知り合いに再会。7年から8年ぶりで知り合いにご飯を誘われていたが、ご飯よりもお家の方が大事だと話している。メッセージを掲げて2時間半が立ち北海道に住んでいる女性が「いいですよ」と泊めてくれるという。海北麻衣は元々手術室看護師を4年間やっていて、2年前に上京して今年東京3年目などとと話している。石田優は取材中に女性から招かれたのは始めてで、女性の方は今からジムに行くため見ず知らずの石田さんはお留守番だという。

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下北沢(東京)

石田さんは1時間前に知り合ったばかりの女性の自宅でお風呂と手料理を堪能。女性は医療脱毛のクリニックで働いていて、院長に「今こういう状況になってうちに泊まりに来てくれてるんです」と話したら「明日、医療脱毛来たらいいじゃん」と声をかけられ、医療脱毛を受けに来ませんか?と声をかけた。2人は初めましてにも関わらず目標など色んな話を打ち明けていた。翌朝、女性はお出かけの時間。医療脱毛の予約は午後なので部屋の鍵を石田さんに預けてクリニックへ。午前中はYouTubeの編集に没頭できた。不定期でアップしている動画は何もかもスマホ1つで仕上げている。そしてクリニックへ向かい脱毛を行った。相変わらずやや淡白な別れだった。今度はヒッチハイクに挑戦。信じられない世界は続き、時には逆風も。自由に生きることの光と影が見えてきた。

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YouTube
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