2024年8月4日放送 14:00 - 14:55 フジテレビ

ザ・ノンフィクション
新宿二丁目の深夜食堂〜人生を奏でるビール瓶〜特別編 前編

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

新宿二丁目の深夜食堂 人生を奏でるビール瓶 特別編 前編
新宿二丁目の深夜食堂 人生を奏でるビール瓶 特別編 前編

2024年7月、クインを閉店させてから10ヶ月、経営者の加地律子さんはちょっぴり痩せていた。やってきたのは行きつけの町中華でそこにはかつての常連客が待っていて律子さんを励ます会を開いた。律子さんに大腸がんが見つかったことは全員が知っている。また糖尿病の状態も芳しくなく週3の人工透析を受けていた。料理やビールは控えめであるが毒舌トークは変わらない様子だった。誕生日といういうことで誕生日プレゼントが贈られた。集まりから4日後、大腸がんの摘出手術を行うため病院に向かった。

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番組が律子さんの取材を始めたのは2022年8月で真夜中3時でも店ではビール瓶による三本締めが行われた。「クイン」は新宿2丁目の人たちの深夜食堂。キッチンを預かるのはりっちゃんの夫孝道さん。そして物価高騰が叫ばれる中でも、お品書きに書かれるメニューはみなリーズナブル。本日の定食は500円という値段で50年ほど変わっていない。律子さんを慕う人は多く、この日は週末に現れる常連のケイコさん。新宿二丁目では有名人で、新宿のクラブで踊るようになってから女装に目覚めたという。何とケイコさんは着替えのために新宿二丁目に部屋を借りたという。そして踊り終えたあとにクインで食事をとる。女装して踊ることについて、ケイコさんは音楽も女装もどちらも好きで、好きなことを同時にやったら楽しくなったと話す。新宿二丁目もりっちゃんのお店も、ケイコさんにとってはかけがえのない場所となっている。りっちゃんは「二丁目の母」と呼ばれ、多くの人から相談も受ける。

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店に静けさが訪れるのは午前7時過ぎで最後のお客さんを見送った。この日のビールは70本近くがでた。律子さんは坐骨神経痛を患っており一度腰を下ろすと立ち上がるのも大変そうな様子を見せた。自宅までは800mあり、タクシーで行き来している。律子さんは1963年に18歳で北九州市の小倉から上京してきた。その後23歳で孝道さんと結婚。25歳でクインをオープンした。夫婦で店を守り半世紀以上、今では2人の娘さんと4人のお孫さんにも恵まれた。りっちゃんは今でも孝道さんの写真を持ち歩き、店内には娘さんの写真が飾られていた。

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クインの定休日は日・月で火曜日の仕込みは朝から行っている。物価高騰の波はここでも及んでいた。お店の引き際について孝道さんはどっちかが体調を崩せば辞めるんだけどねという。ただりっちゃんのために店を続けているという部分もあるのだという。午前2時近くでお店を経営するあいさんがってきて氷をおすそ分けしてもらった。そんなあいさんは常連の一人でもある。お店を始める前からクインに通っておりいろはは律子さんに習ったという。スタッフは2023年8月、孝道さんが倒れ緊急搬送されたという一報を受けた。

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2023年8月、スタッフは一方を受けてクインの近くでお店をやっているあいさんの元へ、そこには連絡をくれたりょうこ さんもいた。店に明かりが灯ったのが2日後。病院では夏風邪と診断されたという。倒れたことは周りに伝わり常連さんが駆け付けた。この出来事は夫婦の決断を促すことになった。

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来店した皆がマスターの様子を確認しに来ていた。りっちゃんも孝道さんを気にかけていた。忙しい日は一晩中立ち仕事である。バーの常連さんは毎週木曜日の午前3時頃に訪れ特別メニューが用意されている。孝道さんは休みたいが客が切れないとした。りっちゃんは早めに家に帰る気力すら残っていない。

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名物ママは常連客たちが集まった8月の30日午前6時、9月いっぱいで店を辞めるという重大発表をした。ママは「金は大事だが、働けないのに無理やり客に迷惑をかけて集める金は申し訳ない」などと話した。この店は今後シャンソンクラブになることが決まっている。5日後、店の入り口には「9月いっぱいで閉店」のお知らせが張り出された。

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