- 出演者
- -
オープニング映像。
様々なセクシュアリティな人を受け入れてきた新宿二丁目にある「白い部屋」。コンチママこと近藤民男さんは御年76歳で二丁目切っての有名人。白い部屋はセクシュアリティマイノリティのキャストによる大胆なおしゃべりが人気で最大のウリがキャストによるショータイム。番組がコンチママの自宅 に初めて訪れたのは2017年でアルバムなどを見せてくれた。コンチママは1947年大阪で3人きょうだいの末っ子として誕生し66年、18歳のときに上京し2年後に白い部屋をオープン。10年後に現在の場所に移転し以降、バブルやリーマンショックを乗り越え営業を続けてきた。
白い部屋にはゲイやトランスジェンダーなど偏見などに苦しめられてきたキャストが流れ着きコンチママは受け入れてきた。そんな白い部屋が最大の危機を迎えたのがコロナ禍の2020年。ベテランキャストのかんたさん達を中心に知恵を出し合い感染対策も練ったが、夜の町への風当たりは強く客足は遠のいたままでさらに感染の波は何度も訪れそのたびに休業を余儀なくされ経営は逼迫、借金をして耐え忍んだ。行動制限が緩和された2022年には精神的に疲弊した人たちが白い部屋へと戻ってきてコロナを乗り切った。その年の暮れ、コンチママから話があるとスタッフが訪れた。コンチママは借地契約にはんこを押してしまって、前までは3年毎に更新していたが更新料がかからないものに変更したが契約期間を終えたら大家の判断で契約を打ち切れるというもので、それをよくわかっていなかったという。
- キーワード
- SARSコロナウイルス2白い部屋
店の立ち退きまで残り8か月でまだキャストには伝えていない状態だった。最も長く在籍している織利惠さんの初恋は中学の時で相手は男性だったという。2001年に沖縄の大学を中退して「白い部屋」へやってきた。コンチママは立ち退き時期のい延長を求めてみたが裁判所からの書類には9月3日までに立ち退くことと記載されていた。立ち退きまで3か月となった6月、夏から行うショーの練習を行う予定で指導するのは元日劇ダンシングチームの安河内ゆう子さんで立ち退きのことは伝えていた。いつもより厳しい指導にキャストたちは戸惑っていた。
- キーワード
- 日劇ダンシングチーム沖縄県白い部屋
その3カ月前新たに入店したのぞみさんはこれまでやりたいことが見つからずもがいてきて、悩み抜き、整形費用を稼ごうと入店した。そんなのぞみさんが入店前に訪れるのがダンススタジオで少しでも上達できるようにと織利惠さんが紹介してくれた。
- キーワード
- 白い部屋
立ち退きまで残り3ヶ月となった6月。キャストが来る前にコンチママがやってきた。コンチママは店の存続や自分の引き際について頭を悩まさせていた。コンチママが頼りにしているのがキャストたちをまとめるチーママである真琴さん。白い部屋について看板が大きくてただ存続させるだけではダメであるなど話した。
- キーワード
- 白い部屋
7月、この日コンチママは真琴さんを自宅に呼んで「白い部屋」について話し合う。コンチママは現役で続けるのがしんどく、真琴さんがやる気があるかと相談。真琴さんはコンチママがありきの白い部屋でだれがママであろうとオーナーだから強いなど話す。そして話し合った結果、真琴さんは話を受けると話し、細かいことは今後考えていきましょうと話した。
- キーワード
- 白い部屋
真琴さんとの話を終えてから1ヶ月後、コンチママは大家に掛け合いなんとか今年一杯は営業を続けられることになった。この日キャスト全員を集めて白い部屋の今後について話し合う。コンチママがいなくなることを知ったキャスト達には動揺がみられた。ショックを受けていたのぞみさんはホルモン療法も始めており体力などが落ちているためより練習に励んでいた。
- キーワード
- 白い部屋
立ち退きまで残り4カ月、コンチママ達は移転先を探していた。この日は新宿御苑近くの雑居ビルを訪れたがお気に召さないようだった。
立ち退き期限まで2カ月。店では冬のショーが始まっていた。キャスト達はブログで営業終了することなどをは報告しており、連日店は大盛況となっていた。
- キーワード
- 白い部屋
ザ・ノンフィクションの次回予告。
オクラ 迷宮入り事件捜査の番組宣伝。