- 出演者
- 鈴木雅 荒川孝行 三本木千秋
伝説のボディビルダー、プロテインブランドの研究者、有名ジムのトレーナーをスタジオに招き、筋肉業界について語ってもらう。
オープニング映像。
荒川孝行氏は有名ジムでトレーナーを務めていて、あらゆるマッチョのニーズに対応するため多くのマシーンを倉庫に保管している。30年以上前に作られたヴィンテージ・マシンはマッチョにとっては心くすぐられる存在だといい、荒川氏は前腕部を鍛えることだけに特化したマシーンなどを紹介。鈴木雅氏曰く、安全性を考慮した最新マシーンよりも、より負荷がかかるという。他社のジムの閉店、買い替えの情報などを聞きつけると、稀少性の高いマシーンを買い取っているという。
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鈴木雅氏はボディビルの日本一を決める大会で9連覇、16年に世界王者に輝いた。現在、パーソナルトレーナーとしてボディビルダーらを育成している。鈴木氏は吉村の後輩にあたるノリに、腕などの大きさを強調する「フロントダブルバイセップス」をレクチャーした。荒川氏は鈴木氏が指導する”筋肉の魅せ方”について、フランシス・ベンファットのフォームを彷彿したというが、吉村は「なんの話ですか?」と困惑していた。
魅せる筋肉で高額賞金が獲得できるコンテストも増加している。筋肉のハリをアップさせ、専用塗料で肌を染色して立体感を強調するサロンもあるという。会場が汚れてしまうなどの理由で、日本ボディビル・フィットネス連盟が主催する大会ではオイルの使用が禁止されている。
三本木千秋氏はプロテインが筋肉にもたらす効果を長年に渡って研究している。市場が急拡大している背景には味の向上があるといい、荒川孝行氏も首肯する。スタジオには30年前のプロテインを再現したドリンクが用意され、試飲した吉村、井上アナは顔をしかめた。三本木氏曰く、苦ければ筋肉にきく良薬と思われていたという。
三本木氏は研究に没頭するあまり、プロテインを飲むと化学式が出てくる夢を見たことがあるといい、鈴木雅氏は全裸のままボディビルの大会に臨んだ夢を披露した。荒川氏はジムに来た人の出で立ち、服装からどの部位を鍛えるか検討がつき、トレーニングに最適なスパッツを売った時、仕事における至上の喜びだという。
鈴木雅氏が尊崇するのがユージン・サンドウ。器具、トレーニング方法が今ほど確立されていなかった時代、独自に筋トレマシーンを開発し、芸術的な筋肉を作り上げた。夏目漱石もサンドウのマシーンを購入した一人。
鈴木氏は巨人のトレーナーも務め、主力選手の肉体づくりにかかわっている。筋肉量が多いほうが、シーズン中のコンディションも保たれるという。三本木氏は高齢者でもプロテイン摂取、簡単な運動で筋肉量はアップするというデータを紹介。プロテインの摂取は集中力向上、美肌効果、体内時計の調整といった報告もある。
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都内の公園では昼休憩、休日を利用してトレーニングに励むサークルが活動している。還暦を越えてからトレーニングを開始したという77歳の男性もいた。鈴木氏にとって、筋肉は人生で、荒川氏は「頑張るということをトレーニングから教わった」と話す。吉村は筋肉ギョーカイの一端に触れ、充実できたという。
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エンディング映像。
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