2026年8月7日放送 22:00 - 22:45 NHK総合

ステータス
(9)南禅寺界隈別荘群

出演者
東野幸治 アンミカ 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

今回は…

京都、臨済宗南禅寺派の総本山・南禅寺。周囲に広大な敷地の15軒の別荘があり、南禅寺界隈別荘群と呼ばれる。日本を代表する政財界の大物たちが所有、国内外のVIPをもてなしてきた。2010年、そのうちの1軒がオークションにかけられ80億円の値がついた。その全貌は厚いベールに包まれている。

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#9 南禅寺界隈別荘群
碧雲荘

京都・南禅寺界隈別荘群を取材。協力してくれたのは海外セレブ御用達のハイヤー運転手、大島浩さん。スティーブ・ジョブズが強い興味を示したのは大手証券会社創業者・野村徳七が造営した「碧雲荘」。所有者を聞き出しあらゆる手を尽くして交渉を行い中を見たという。番組が取材したところ、どこからも「非公開」との回答だった。

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對龍山荘

京都・南禅寺界隈別荘群を取材。多くは非公開だが、「對龍山荘」は2024年から一般公開を始めた。持ち主は大手家具メーカー創業者・似鳥昭雄。明治の実業家・伊集院兼常の別荘として造営され、敷地は1800坪。屋内にいながら自然を味わえる。値段は数十億円。2010年に似鳥が購入、しばらくは海外の取引先との接待に使われた。

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伊集院兼常對龍山荘東京都東山
建築史家 矢ヶ崎善太郎

京都・南禅寺界隈別荘群を取材。海外の要人や皇族などがここに宿泊する。「無鄰菴」を造影したのは総理大臣を2度務めた山縣有朋。政界の重鎮らが招かれ、日露戦争前の外交方針を決める「無鄰菴会議」の場となった。大手財閥の総帥・岩崎小弥太らが所有してきた「流響院」はハリウッドの要人が招かれ、当時オーナーだった織物会社の商談の場になった。欠かせないのは庭の手入れ。1848年創業の植彌加藤造園は最高級ホテルや文化財の庭園まで手掛ける企業。別荘群全15軒のうち5軒で造園を手掛ける。「智水庵」は前澤友作が所有。

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智水庵

京都・南禅寺界隈別荘群を取材。「智水庵」は前澤友作が所有。明治後期に完成、十数人の持ち主に引き継がれてきた。前澤は2018年に入手して以来、改修を重ねてきた。壁にはのぞき穴がある。京都には長い庭の歴史があり、この別荘群は京都内においては若め。

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京都・南禅寺界隈別荘群を取材。前澤友作が所有する「智水庵」の内部を取材するため、番組があたったのは側近・小木曽詢。改修が終わったのはつい最近。面談から2週間、内部の取材許可が降りた。この日は客が来る日の前日。池や川の水は掃除のため抜かれている。石を磨き上げることできれいに映る。明治維新のあと南禅寺周辺には工業地帯が作られるはずだったが計画は頓挫。工業用水としてひかれた琵琶湖疏水はこの別荘群に使われた。庭の改修にあたり前澤は現地を訪れ細かく指示している。

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京都府南禅寺智水庵東京都琵琶湖

京都・南禅寺界隈別荘群、前澤友作が所有する「智水庵」の内部を取材。この日は客が来る日の前日で修繕作業中。眺めを良くするにあたり周辺の別荘の竹を切る。敷地外の景色を取り込む「借景」は日本庭園の伝統的な手法。15軒の別荘群はそれぞれの庭師が連携し景色を借り合う間柄。オーナーの前澤友作も視察。部屋に飾る美術品は東京から運んできたもの。

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シガール渓谷パキスタン大寧軒大日山智水庵東京都河原温織田信長豊臣秀吉

京都・南禅寺界隈別荘群、前澤友作が所有する「智水庵」の内部を取材。夜の会食の場を取材させてもらえないかを聞くと断られた。誰が来るのかを聞くと「アート関係」「経営者」とだけ教えてくれた。造園を手掛ける加藤さんが心がけているのは「無作為の作為」。オーナーからの要望で作業の様子を客に見せることも。

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加藤次郎對龍山荘智水庵金地院庭園

京都・南禅寺界隈別荘群を取材。オーナー・前澤友作の厚意で、「智水庵」の内部への取材許可が降りた。玄関先には木を叩いて知らせるインターホンのようなものがある。女神像は平安時代の美術品。これが置かれている部屋は日が高い時刻に限り絶景が望める場所。隣の部屋にはジャグジー付きの露天風呂がある。ソファは彫刻家イサム・ノグチが手掛けた1948年もの。広間の縁側に腰掛けると庭を一望できる。

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イサム・ノグチ智水庵

京都・南禅寺界隈別荘群を取材。オーナー・前澤友作の厚意で、「智水庵」の内部への取材許可が降りた。茶室の掛け軸は豊臣秀吉が三男・秀頼に宛てた手紙。秀吉の自筆。表装に使われたのは秀吉が実際に戦で着用した陣羽織。客を招くとここでワインを飲んで2次会。顔が見えないほどの暗さなので本音で話し合えるという。前澤は「この庭と一生の付き合いをしていく」「常にいじり続ける関係性になる」と話した。造園を手掛ける加藤さんいわく、この別荘群を買って後悔している人はいない。その時点ではオーナーだが、いつか次の誰かに引き継がれるため「お預かりしている」という感覚という。客が泊まっている際も庭師らは手入れのため黒子として控えている。

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(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

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