- 出演者
- 佐藤真知子 澤井明子
オープニング映像。
アメリカ大統領選挙まであと2日。選挙戦最後の日曜日となった3日、ハリス副大統領とトランプ前大統領はそれぞれ激戦州を回り、支持を訴えた。
ロシアの選挙介入が懸念された旧ソ連のモルドバで3日、大統領選挙の決選投票が行われ、欧米寄りの路線を取る現職のサンドゥ大統領が勝利宣言した。ウクライナに隣接する旧ソ連のモルドバで3日、大統領選挙の決選投票が行われた。ロイター通信によると、開票率98%の時点で親欧米路線の現職、サンドゥ大統領の得票が親ロシア派のストヤノグロを上回った。この結果を受け、サンドゥは勝利演説を行った。今回の選挙ではロシアによる介入への懸念も広がっていたが、サンドゥは演説の中で「モルドバは違法な買収や国外の敵対勢力による干渉など、前例のない攻撃にさらされたが、自由と市民が勝利した」と訴えた。サンドゥはEU・ヨーロッパ連合への加盟を阻止したいロシアが国民の1割以上に賄賂を送り、買収を企てたと主張していて、警察当局もロシアからおよそ60億円が送金されたと主張していた。一方、ロシア側は介入を全面的に否定している。モルドバでは、先月行われたEU加盟の是非を問う住民投票でも、僅差で賛成が過半数を上回っており、辛うじて親欧米路線に踏みとどまった形。
イギリスの最大野党・保守党は2日、新たな党首に前のビジネス貿易相であるケミベイデノック氏が選ばれたと発表した。保守党の新たな党首に選ばれたベイデノック氏はナイジェリア系の女性で、1980年生まれの44歳。イギリスの主要政党で初の黒人党首となった。移民政策や性的マイノリティーに厳しい立場をとる強硬右派として知られ、保守的な価値観の擁護を主張している。保守党は7月に行われた総選挙で、345議席から121議席に減らす歴史的大敗を喫した。中道左派を掲げる労働党のスターマー政権との違いを際立たせ、伝統的な保守層の支持を取り戻したい考え。一方で右傾化が進めば、中道層が離れていく恐れもあり、党勢の立て直しに難しい舵取りを迫られることになる。
文化の日のきのう、皇居で文化勲章の親授式が行われた。ことしの文化勲章の親授式には、漫画家として、初めての受章となったちばてつや、日本を代表するチェロ奏者の堤剛、詩人・俳人・歌人の高橋睦郎、日本画家の田渕俊夫など7人が出席した。親授式は午前10時半から皇居宮殿「松の間」で行われ、天皇陛下から文化勲章が手渡された。陛下は、「長年努力を重ね、大きな業績を収められ、文化の向上に尽くされてきたことを誠に喜ばしく思います」とお祝いの言葉を述べられた。5日は皇居で文化勲章の受章者や文化功労者を招いて茶会が開かれる。
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