文化の日のきのう、皇居で文化勲章の親授式が行われた。ことしの文化勲章の親授式には、漫画家として、初めての受章となったちばてつや、日本を代表するチェロ奏者の堤剛、詩人・俳人・歌人の高橋睦郎、日本画家の田渕俊夫など7人が出席した。親授式は午前10時半から皇居宮殿「松の間」で行われ、天皇陛下から文化勲章が手渡された。陛下は、「長年努力を重ね、大きな業績を収められ、文化の向上に尽くされてきたことを誠に喜ばしく思います」とお祝いの言葉を述べられた。5日は皇居で文化勲章の受章者や文化功労者を招いて茶会が開かれる。