- 出演者
- 清水俊輔 タモリ 渡辺瑠海 青木宣親 松坂大輔 松井稼頭央
大谷翔平選手の記録と記憶に残る1年を徹底検証。番組独自取材から見えてきた歴史的快挙の真実に迫る。
オープニング映像。
大谷翔平選手が高校時代に野球部の指導の一環として年齢ごとに将来の目標や夢を書いていた人生設計シートを紹介。26歳で結婚&ワールドシリーズ制覇を目標とし、実際は29歳で結婚、30歳でワールドシリーズ制覇を達成。
エンゼルスでの6年間ポストシーズン出場なしの大谷翔平選手がずっと口にしていた言葉は「ヒリヒリした9月を過ごしたい」。勝利こそがドジャースに来た理由。8月31日、2位Dバックスとの4連戦。3勝1敗で首位をキープ。緊迫の首位争いを続けながら、9月20日マーリンズ戦で史上初51-51を達成。この試合だけで6安打・3本塁打・10打点・2盗塁。メジャー7年目で初のポストシーズン進出を決めた。9月27日、パドレスとの直接対決でドジャースが3年連続地区優勝を果たす。
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地区シリーズ、ドジャース×パドレスの対戦。互いにあと1勝の局面でマウンドを任されたのは山本由伸とダルビッシュ有。投手戦を制したドジャースが3年ぶり地区シリーズ突破を決める。続くリーグ優勝決定シリーズの相手はメッツ。第3戦終了時の大谷選手のポストシーズン得点圏打率は.833。このシリーズで主役となったのはT.エドマン。ドジャースはリーグ優勝決定シリーズを勝ち抜き4年ぶりのワールドシリーズへ。
ワールドシリーズで頂点を争うのはヤンキース。第1戦ではフリーマンがワールドシリーズ史上初の逆転サヨナラ満塁本塁打を決める。フリーマンは今シーズン苦難の連続だった。先発の山本選手はヤンキース打線を最少失点に抑える。第2戦は勝利したものの大谷選手は左肩亜脱臼で今後の出場が危ぶまれた。敵地ニューヨークに舞台を移した第3戦、大谷選手はこれまで通り1番DHで出場。第5戦、最大5点差をドジャースがひっくり返し4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇を達成。
大谷翔平選手について、松井稼頭央は「先頭に立ってチームを引っ張っていってた」、青木宣親は「自分をスゴく信じきっているなと感じた」などと話した。ラリータオルは1975年にフットボールチームのアナウンサーが発案しそれ以降競技の枠をこえて定着したアメリカならではの応援スタイル。
大谷翔平の今シーズンの全ホームラン&厳選盗塁映像を紹介。開幕戦でダルビッシュから今季初盗塁を決める。初本塁打は41打席目。1号ボールをキャッチしたA.ローマンさんは大谷グッズと交換し記念球は大谷の元へ返された。
大谷翔平の今季の全HR&厳選盗塁集を紹介。第1号をきっかけに勢いづく。6号は自己最速191km/hの弾丸HR。5月に入っても勢いは止まらない。今季初の1試合2HR、4年連続2桁HRを達成。打撃専念で好調のまま6月を迎える。パイレーツ戦では史上最高額でメジャー入りしたP.スキーンズと対峙。大谷は自身初の160km/h超えをHRにした。今季、HR直後にベンチでよく見かけたのはG.ラックスと話し込む場面。ロイヤルズ戦では今季2度目の1試合2HRを達成。しかしM.ベッツが左手骨折で離脱。翌日からベッツに代わり1番に入った大谷は今季最長145m,4年連続20HRを達成。
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大谷は毎年6月に調子を上げるミスター・ジューンの本領を発揮。ホワイトソックス戦ではビジター2試合連続先頭打者HR、10試合連続打点を記録。6月後半だけで12試合9HRの大活躍。その勢いは7月も止まらない。足でも止まらぬ大谷はメジャー最速で20-20を達成。タイガース戦で日本人初MLB通算200号HRを達成。打率.316、29HR、23盗塁、69打点の成績で前半戦を終える。そして迎えたオールスターゲーム、大谷はオールスター史上初の勝利投手&ホームランに。後半戦に入っても規格外のプレーが続く。7月時点で自己最多シーズン27盗塁に到達。カージナルス戦では日本人初のMLB全30球団を制覇。
大谷翔平の今季の全HR&厳選盗塁集を紹介。レイズ戦で自身初サヨナラ満塁弾で史上6人目の40-40を達成。126試合目での到達は過去最速。
大谷翔平は満塁サヨナラホームランで40-40を達成。青木宣親は「野球が簡単に見える。難しく考えすぎていたかなと思ったりするくらい」などと話した。大谷が1番にいるピッチャーの気持ちを聞かれた松坂大輔は「試合開始と同時にピンチを迎えた気分」と話した。
大谷翔平が打撃における一番のポイントと考えていることはストライクゾーンを振ること。ストライクとボールを見極めるため大事にしているのは同じ位置で同じように構えること。同じ位置で構えるため6月中旬から取り入れたのはバッドを使ってホームベースから正確な距離を測るルーティン。同じ姿勢で構え続けるのは相手バッテリーとの駆け引きが問題となる。相手バッテリーの様々な配球により構えの姿勢が微妙にズラされてしまう。それを防ぐため大谷は自身の構えを球場にある動作解析の機械で確認している。大谷がボール球を振った割合は去年に比べて3%減少。大谷の「ストライクゾーンに来たボールはおのずとヒットになる」という言葉について、筑波大学・川村教授は「余計なところに力を入れないで構えて来たボールに対して素直にバットを出しておけばおのずとホームランやヒットが出るという境地・考え方に至ったのではないか」とした。
タモリが大谷翔平の打席を再現。同じ位置に構えるためホームベースにバットを置く。顔をピッチャーに向けて全体を見る。
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エンディング映像。