大谷翔平が打撃における一番のポイントと考えていることはストライクゾーンを振ること。ストライクとボールを見極めるため大事にしているのは同じ位置で同じように構えること。同じ位置で構えるため6月中旬から取り入れたのはバッドを使ってホームベースから正確な距離を測るルーティン。同じ姿勢で構え続けるのは相手バッテリーとの駆け引きが問題となる。相手バッテリーの様々な配球により構えの姿勢が微妙にズラされてしまう。それを防ぐため大谷は自身の構えを球場にある動作解析の機械で確認している。大谷がボール球を振った割合は去年に比べて3%減少。大谷の「ストライクゾーンに来たボールはおのずとヒットになる」という言葉について、筑波大学・川村教授は「余計なところに力を入れないで構えて来たボールに対して素直にバットを出しておけばおのずとホームランやヒットが出るという境地・考え方に至ったのではないか」とした。