- 出演者
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オープニング映像。
動物カメラマン・オリビエ・ラリー、フレデリック・ラリーの2人がユキヒョウの姿を求めてチベット高原を訪れた。ユキヒョウは世界に数千頭しかおらず体長約1メートル、太い前脚と大きな足先が特徴。断崖絶壁を尻尾や大きな前脚でバランスをとる。ユキヒョウはヤクの狩りを試みるも親ヤクに阻まれてしまう。夏、ユキヒョウの子どもは母が運んできた肉に食らいつく。そこへ餌を横取りしようとした犬が現れ母は子どもを崖へと避難させ犬をなんとか追い払った。近年ペットブームとなったチベット犬が山に棄てられユキヒョウの新たな驚異となっているという。
百獣の王・ライオンはネコ科の仲間では珍しくチームプレーで獲物を狙う。ジャングル覇者・ジャガーは強靭な顎の力を持ち一度噛み付いたら決して離さない。天空の覇者・ユキヒョウは崖を下る勢いを利用して大きな獲物を狩る。
11月、長く厳しい冬が始まるとユキヒョウはチベットオオカミの群れを警戒して棲家の崖を点々と引っ越しを繰り返す。移動時、2匹の子どものユキヒョウは親とはぐれてしまう。母はひたすら我が子を夜通し探し続け無事再会を果たしたがもう1匹の子どもが家族と合流することはなかった。半年後、再び夏を迎えたチベット高原。チベット犬が徒党を組んで餌を横取りにやって来るとユキヒョウは尻尾を巻いて退散してしまった。人の営みがもたらした手強いライバルの出現に天空の王者としてくん君臨してきたユキヒョウに大きな影を落としている。繁殖時のユキヒョウのオスが親子に近づいてきた。繁殖時のオスは繁殖時に邪魔になるためパートナーの子どもを殺めることがあるがユキヒョウの子どもが母親の前にでて威嚇し追い払った。チベット高原を取り巻く環境が変わりゆく中、ユキヒョウは命を繋ぐ。
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次回予告。
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