- 出演者
- 北村花絵 石川ありす 廣瀬俊朗
オープニング映像。今回は元ラグビー日本代表主将である廣瀬俊朗。テーマは「ラグビーから学んだ大切なこと【相談される力】」。
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- 廣瀬俊朗
静岡県焼津市にある焼津文化会館にて元ラグビー日本代表主将である廣瀬俊朗が講演を実施。廣瀬はキャプテンに任命されることが現役時代は多かったが本心ではやりたくないタイプであったなどと明かした。廣瀬は著書「相談される力 誰もに居場所をつくる55の考え(光文社)」では、相談されることの良さなどを伝えているなどと告げた。
元ラグビー日本代表主将である廣瀬俊朗が「相談される力」をテーマに講演を実施。廣瀬は「コミュニケーション 伝わる」として、誤解なく伝えるためには普段からの相手との関係性が大切であり、子どもとの会話もテストの点数を聞くのではなく、楽しいことがあったかなど内側に問いかけることを心がけて欲しいなどと伝えた。廣瀬は自分が伝える時に何を伝えたいのか自分が理解していることが重要であり、俯瞰的に見るために自分の伝えたいことを書いてリスト化し、話すときも相手がどの程度受け入れてくれているかを見つつ伝えていくのが良いなどと話した。
廣瀬は「自分らしさ」として、自分らしさというものをどう磨いていくかが重要であり、自分らしさを一人で掴むことは難しいため様々なコミュニティーに参加して少しずつ自分らしさを掴んでいき、アクションを繰り返して磨いていくのだなどと伝えた。廣瀬は「挑戦」として、リーダーなら完璧でなくてもいいから挑戦し続ける姿勢が大切あり、自分がコントロールできるものに対して、どれぐらい妥協するかや、どれぐらい他者に頼ってクリアしていくことがポイントなどと説いた。
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- エディー・ジョーンズ
廣瀬は「相談したくなる人」して、人の話をフラットに、真摯に聞くことだけに集中することが重要であり、意見や助言をする際には相手を変えるという意志ではなくパスを出す感覚で、自分の出したパスを拾ってくれれば良い程度さがお互いに建設的な関係になるなどと伝えた。
講演を終えた廣瀬は、相談したい人は話を聞いてもらいたいのであり、相談された人はまず聞き役に徹することが大切などと語った。廣瀬は来場者の相談「教育の現場では現在子どもたちが乗り越えるべく壁が現象しており、どのようにして壁を乗り越える経験を積ませたら良いか?」について、子ども一人一人が好きなことや得意な分野で壁にぶつかり乗り越えていく経験ができれば素晴らしいことであるとし、乗馬をしている娘を例にして子供の好きなもの・得意なものを見つけてあげられる環境作りができるなら実践していくべきなどと助言した。
廣瀬は来場者の相談「子供の進路について悩んでいるが近しい関係であるがゆえに子供の本心を引き出しづらく、どのようにすれば子供の本心を聞き出せるのか?」について、ラグビーをしている息子を例にし、自分のラグビー仲間との会食に息子を連れていき、仲間に話を聞いてもらって息子の本音を知ったなどと明かし、また普段から息子の内面を聞くような会話をして息子本人が自分の気持ちを表現する練習になっているため、重要な会話の時にも息子本人が自分の考えを整理できるようになっていくなどと説いた。
テレビ寺子屋の次回予告。
エンディング映像が流れた。