- 出演者
- 北村花絵 石川ありす 内藤いづみ
オープニング映像。今回は在宅ホスピス医である内藤いづみ。テーマは「命に寄り添う 看取りの医者【いい塩梅でサバイバル】」。
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- 内藤いづみ
在宅ホスピス医である内藤いづみが講演を実施。内藤はホスピス医療は難病などにより人生の最終章を迎えている人々に最後まで自分らしく生きられるように伴走するかのように寄り添う医療などと伝えた。内藤は著書「いい塩梅でサバイバル(風來舎)」では皆で一緒に生き抜いていこうという内容を綴っているなどと説明した。
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- いい塩梅でサバイバル風來舎
在宅ホスピス医である内藤いづみが「いい塩梅でサバイバル」をテーマに講演を実施。内藤は在宅ホスピスケアを30年に渡って行っており、自分が開いている勉強会に訪れた若い夫婦は難病になった親をどうケアしていけばいいのか一緒に学び、その難病を抱えた親も参加して今後どうやって支えていくのかの会議を行い、会議が終わる頃にその親は「いい塩梅でお願いします」と一筋の涙を流しながら言ってくれたなどと語った。内藤は「いい塩梅」という言葉がすっと腑に落ち、皆に伝えなくてはと考えて日本全国で講演するようになったなどと打ち明けいた。
内藤はいい塩梅とは黒と白や0か100といった極端なものではなく、いい塩梅を伝えるために講演を開きつつ本を作ろうと考え、これまで一緒に仕事をしてきた編集者の男性といい塩梅の本を作成し始めたのだと伝えた。内藤はその男性編集者はある時、自身ががんになり、その頃の世間は自粛生活していた頃で男性は孤独も感じ、男性から今後どうしたら良いかと相談されたのだと明かした。内藤は男性編集者にボツボツ生きていけば良いのだと伝え、病室ではなく自宅に帰って過ごし、難病の在宅医を探して男性編集者を看てもらえるように計らい、病室では考えられないほどに男性編集者は家族や友人たちと笑顔の日々を送ることができたなどと説いた。内藤は男性編集者の最期を安らかな空気感のまま迎えることができ、また男性編集者と約束したいい塩梅の本もその妻と一緒に作り上げられたなどと話した。
講演を終えた内藤は世の中便利になっていくがどこまでいったとしても人間らしさを保つ必要があり、許されるという温かな愛情をもって生きていくべきなどと語った。
次回の「テレビ寺子屋」の番組宣伝。
エンディング映像。