- 出演者
- 北村花絵 石川ありす アグネス・チャン
オープニング映像。今回は歌手・教育学博士であるアグネス・チャン。テーマは「世界の子どもたちに愛を【思いをつなぐ人生の言葉】」。
- キーワード
- アグネス・チャン
静岡県浜松市にある浜松市総合産業展示館にて歌手・教育学博士であるアグネス・チャンが講演を実施。アグネスは「ひなげしの花」で日本デビューし、上智大学・トロント大学と経てスタンフォード大学を卒業し教育学の博士号を取得した。アグネスは博士号を取得した当時、その嬉しさから自分は何でもできると感じられたなどと明かした。
歌手・教育学博士であるアグネス・チャンが「思いをつなぐ人生の言葉」をテーマに講演を実施。アグネスは「人と比べない」という言葉を紹介し、どんな人にも良いところと悪いところがあり、それをすべて含めて我が子であり、その全てを可愛がって欲しいなどと語った。アグネスは「得する、損するを考えずに全力で働く」という言葉を紹介し、給料が見合っていないから頑張らないなどではなく、損得に関係なく目の前の仕事を全力で取り組むことが大切などと説いた。アグネスは「運の良い人生を選ぶ、一つひとつの選択を大事にすることで運を呼ぶ」という言葉を紹介し、大事なのは賢い選択を選ぶことが出来るように様々なことを学び、考える力を身に着けることが重要などと伝えた。
アグネスは「お陰様で。 感謝の気持で豊かな人生を」という言葉を紹介し、アイドル時代に周囲からもてはやされ自分で自分を可愛いと思っていたが、カナダに留学した際にはアイドルの自分を誰も知らず、もてはやされることが一切なく現実にぶつかり、しかしある日にカナダでも褒められたときに今の自分があるのは沢山の人達が支えてくれたためであり、お陰様でという言葉が浮かんできたのだなどと明かした。アグネスは「幸せの花の種」という言葉を紹介し、誰もが沢山の幸せになれる種を抱えて生まれており、しかし自分ひとりで芽吹くことはなく、誰かのところに撒いて初めて芽吹くことが出来るものであり、自分の子どもたちにも他人を幸せにできる力があると教えてきたなどと打ち明けた。アグネスは「人の最も重要な任務は夢を見ること」という言葉を紹介し、何歳になろうと果たしていない夢があるなら諦めないことが大切で、心のなかに夢の指定席を創り、そうすることで夢を忘れないでいられ、気づけばその夢に近づいていると実感できる日は訪れるなどと説いた。アグネスは「命はリレー、終わりのない命の輪」という言葉を紹介し、自分ががんになった時、例え肉体がなくなったとしても自分や仲間がやろうとしていたことを忘れず、仲間がやり続けてくれるなら仲間を通して自分は生きていけるのだと不安がなくなったなどと打ち明けた。
講演を終えたアグネスは現代は人の人生は長くなり、自分でも歳で疲れたと思ってしまうことがあるが100歳となった母を見ていると自分は文句言っている場合ではないと考えさせられるなどと明かした。
次回の「テレビ寺子屋」の番組宣伝。
エンディング映像。