- 出演者
- 北村花絵 石川ありす
オープニング映像。今回はスポーツ心理学者の田中ウルヴェ京。テーマは「自分の心を整える【人から助けてもらう力】」。
- キーワード
- 田中ウルヴェ京
静岡県沼津市にある原地区センターにてスポーツ心理学者の田中ウルヴェ京が講演を実施。田中は企業研修にも依頼されており、悩みを言える力や悩みを伝える時間を作る力がメンタルには重要なことであり、人を助けてあげる力をもっていても助けてもらう力が不足している人は多いなどと語った。
スポーツ心理学者の田中ウルヴェ京が「人から助けてもらう力」をテーマに講演を実施。田中は助けてもらう力とは受援力であり、新入社員ならば何がわからないのかわからない状態にあり質問すらできず、子育てママならば一人で抱えてしまいがちになり、そしてアスリートも引退後に受援力が必要になってきていると研究で明らかになったなどと伝えた。田中はアスリートの引退後は退職後の人と共通することがあり、引退後はわかりやすい目標がなくなった状態にあり、アスリート時代のイメージが強く残っていて他人に頼りづらく、さらには誰に何を相談すべきか判断しづらく、同じ境遇を経験した人にのみ相談してしまいがちになるなどと伝えた。
田中は今日学びたいことは「力が必要」「助けてもらうとより人を助けられる」の2つであり、様々な人に助けてもらうことにより自分自身が人を助けられる範囲が広がり、それを実感として得られたときにはポジティブサイクルが回っていくなどと伝えた。田中は自分が歩んできた世界とは外れている人々から助けてもらうことが重要で、そのためには自分の人生を俯瞰して見る必要があり、アスリートはこれが出いない人が多いなどと明かした。田中はアスリートにとって諦めない力や失敗を学びに変える力は当たり前のことであるが、アスリート全員がそうであるためそのことを力であると自覚しておらず、他分野の人に自分がどう見えているのか助けて欲しいと伝え、自分がどう見えるか伝えられた時に自分を客観視でき、人生を作るうえで素敵な力になるなどと説いた。
講演を追えた田中は分かりやすく困っている人には手を差し伸べる力をみな持っているが、自分が何に悩んでいるのか分かっていないい人には手を差し伸べられないため、自分から言葉で伝えて助けてもらうことが大切などと伝えた。
次回の「テレビ寺子屋」の番組宣伝。
エンディング映像。