- 出演者
- 北村花絵 石川ありす
オープニング映像。今回はスポーツ心理学者の田中ウルヴェ京。テーマは「自分の心を整える【ネガティブを活用する力】」。
- キーワード
- 田中ウルヴェ京
静岡県沼津市にある原地区センターにてスポーツ心理学者の田中ウルヴェ京が講演を実施。田中はネガティブな状態にあるときのほうが培える力があり、今日のゴールはちゃんと悩もうと思えるようになるところにあるなどと語った。
スポーツ心理学者の田中ウルヴェ京が「ネガティブを活用する力」をテーマに講演を実施。田中は悩んだり不安になってようやく考える思考力は特に今の時代にこそ必要であり、色んな要素を巻き込んだ問題は現段階ではAIでも解決が難しく、失敗しながらやってみるという過程ではインプットはしづらいからこそ思考力が大切になってくるなどと語った。田中は運動をするべき側とするべきではない側に来場者たちに分かれてもらって話し合ってもらった。田中は原題では問題に対して即決し、時短することを重視し、出来る人が次々と解決する方法では見えている問題にしか対処できず、今日はここまでとゆっくりいつか解決策を考えていこうとする熟達の力が大事などと説いた。
田中は今日からできることは「すぐに共感しないであげる」「解決しないであげる」であるとし、何かを辞めたいという人物にすぐに共感しないことで、その判断に至った経緯をたどり、原因を理解して実態を把握することが出来るなどと伝えた。田中は心理学を学んでいる時に解決しないであげる力を培うよう教わり、心理学を学んでいるとついつい解決してあげたくなるもので、人々を学んだケースに当てはめてしまうことが最も専門家としてやってはならないことであり、悩む人本人が何に悩んでいるのかを把握し、本人が解決する力を専門家と一緒に養うことこそが力となるのだなどと説いた。田中は悩む人の悩みを解決せずに待っていると、自ずと本人が解決し、こちら側が教わることもあり、一見やる気がなさそうに見えてもその中には様々なものがあり、時間が必要になるなどと説いた。田中はネガティブを活用する専門家はよく大木に例えており、ポジティブな枝や葉は、ネガティブな地中の根にある悩み・考え、じっと難しい課題に向き合う力という長ーい根っこを生やせている人が大木も太くたくましくなるなどと教えた。
講演を終えた田中は脳としてはすぐに安心したいものであるが、じっくり考えて一つ一つを解決していくことが大事などと語った。
次回の「テレビ寺子屋」の番組宣伝。
エンディング映像。