- 出演者
- 北村花絵 石川ありす 沼田晶弘
オープニング映像。今回は東京学芸大学附属世田谷小学校教諭の沼田晶弘。テーマは「ぬまっち流 観察と言葉かけ【完璧を手放す 最強の子育て】」。
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- 東京学芸大学附属世田谷小学校沼田晶弘
静岡県御殿場市にある御殿場市民交流センター ふじざくらにて東京学芸大学附属世田谷小学校教諭である沼田晶弘が講演を実施。沼田は家庭科の授業で味噌汁を作ったが、生徒たちには材料と「最強の味噌汁」をお題に与え、何も教えずに見守っていると、生徒各々に出汁を研究して味噌汁を作り、教師の自分に納品し、一日で様々な味噌汁を味わえたなどと語った。
東京学芸大学附属世田谷小学校教諭である沼田晶弘が「完璧を手放す 最強の子育て」をテーマに講演を実施。沼田はよく蔓延している子育て方の中には「◯◯の壁」などがあるが壁などそもそも存在するものではなく、「~するべき論」に囚われた両親は自分の時間がなくなってしまうなどと語った。沼田は「ニコニコしている大人は最強の教育者」であるとし、ニコニコしている行為は大人のQOLを高めるなどと伝えた。沼田はSNSに溢れかえっているキラキラした情報は自分と比べて気分を落としてしまいがちだが、その殆どは毎日行われていることではないなどと説いた。
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- 東京学芸大学附属世田谷小学校
沼田は子供の将来をより輝かせるために全力子育てをしてしまうと、子どものQOLを高めるために自分たち親のQOLがゼロになってしまうなどと警告した。沼田は完璧を手放すことが重要であり、子どもだって家族というチームのメンバーであり、家族トータルでQOLを高めていくことが大切などと説いた。沼田は「子育てを面白がろう!」とし、両親と子どもは別人の他人でもあり、変なところがあってもそれを面白がることが大事であり、そうした両親の子どもは朗らかに育っているなどと語った。沼田は家族で「新べきべき論」を作ってしまうことも大切で、蔓延している方法ではなく、自分たちで決めたことさえできていれば何も不安ではなくなるのだなどと伝えた。
講演を終えた沼田は子どもに対して「何やってるの」という言葉が出てきたら注意が必要であり、「何やってるの」という発言が出てくることは両親の頭の中でのイメージと違うことをしているからであり、こどもにとっては今したいことをしているだけで両親は余裕を持つ必要があるなどと説いた。
次回の「テレビ寺子屋」の番組宣伝。
エンディング映像。