- 出演者
- 北村花絵 石川ありす 堀田秀吾
静岡県静岡市にあるテレビ静岡にて明治大学法学部教授である堀田秀吾が講演を実施。堀田はシカゴ大学で言語学の博士号を取得し、ロースクールで法学を学ぶと現在では法言語学、法心理学の専門家として活動している。堀田は法言語学では警察や弁護士などから依頼を受け、コミュニケーションにおける証拠に対して研究成果を生かして分析し、データを実際に証拠として運用してもらう仕事となるなどと伝えた。堀田は著書「ハーバード、スタンフォード、オックスフォード… 科学的に証明された すごい習慣大百科 人生が変わるテクニック112個集めました(SBクリエイティブ)」では、人生を良くするには習慣が大事であり、それを科学的に証明し、また継続するにはどうしたらいいのかをまとめているなどと明かした。
明治大学法学部教授である堀田秀吾が「科学的に証明された すごい習慣」をテーマに講演を実施。堀田は習慣化が難しい理由について、三日坊主は意志には関係なく脳の初期設定であり、新しい脳・前頭前皮質ではエネルギーを多く消費し疲れやすいが意識的目標志向的な行動を担当し、古い脳・基底核では自動的・習慣的な行動を担当しており、脳の情報は新しい脳から古い脳に流れていくため、新しいことに挑戦すること単純に脳にとっては苦労することであるため、古い脳に情報を入れるまでが習慣化の勝負どころなどと語った。堀田は人間の行動の47%が習慣化されたものであり、Quality of Lifeとは生活・人生の質で、人生を向上させるうえでこの47%を超える部分を習慣化させることが効果的になるなどとイチローのエピソードも踏まえて伝えた。堀田は人間の意思決定の仕組みについて、人の思考の信号と行動するための信号では行動するための信号のほうが早く出ており、自分の意志で行動を決めておらず、置かれた状況に合わせて適当にどうするかを決めていて、言ってしまえば与えられた環境に対する最善の妥協しているに過ぎないなどと解説した。
堀田は始められない理由について、人はもともと現状維持で満足する生き物であり、仕事や人生に成功している人のたった一つの共通点は「やっている」ということだと告げた。堀田はやらなくては成功はないのは分かっているが始められないを克服するには、とりあえず体を動かすことが大切で、意志からではなく環境を変えることで行動への仕組み化を構築できるなどとした。堀田は環境による習慣化をするには、毎日同じ時間・場所で学習し、習慣化したい行動を特定の状況で繰り返すことで自動化が増えていくもので、新しい行動が自動的な習慣になるまでには中央値で66日間かかり、その途中で抜ける時があっても大丈夫なのだなどと告げた。堀田は目標の見える化は大切であり、目標を書かない場合が1だとすると、書くだけで達成率は約1.2倍、行動の約束を書くと約1.4倍、友達宛に目標と行動の約束を書くと約1.5倍、友人に進捗記録まで書くと約1.8にまで上昇するなどと解説した。
堀田はハビット・スタッキングとはすでにある習慣に新しい行動をくっつけることで、すぐやる習慣を作ることができる手法で、歯磨きしながらことわざを1つ暗記するなどと事例を伝えた。堀田はイフ・ゼン・プランニングとは、「こういう場合にはこうする」といった自分の対処ルールを予め決めておくことで、知らない言葉に出会ったら必ず辞書で調べるなどといったものでなにか行動のトリガー・合図を作ることが効果的になるなどと解説した。堀田は身につけておきたい習慣として、整頓された環境が重要で整頓された環境ではストレス・不安が減少し、集中力が高まり、情報処理能力が向上して生産性が高まり睡眠も改善するが、クリエイティブの分野では散らかった環境のほうが創造性が高まるなどと告げた。堀田は残り時間を知ると頑張れるものであり、理化学研究所の研究ではあと何分と課題の残り時間を表示したところ、報酬感が得られ、疲労感が軽減することが判明したなどと伝えた。堀田はマルチタスクはだめであり、タスクを切り替えることで大幅な生産性が低下し、同じタクスを繰り返す場合と比べると約45%も長くなったことが研究でも明らかになっており、マルチにタスクをこなすならば、一つ一つを休憩を入れて区切って実行時は一つに集中することが大切などと説いた。堀田はカフェのような雑談が心地よく聞こえてくる環境がパフォーマンス向上につながり、70db以上の雑音の中のほうが創造性も向上するなどと説いた。
講演を終えた堀田は仕事は好きな部類であるがPCを開きっぱなしにしておかないと仕事する気になることが難しいため、ソファーの横にテーブルを置き常にPCを開いて起動しており、読書でも本を開きっぱなしにすると継続できるなどと明かした。
テレビ寺子屋の次回予告。
エンディング映像。
