2025年1月4日放送 4:50 - 5:20 テレビ朝日

テレメンタリー
2025「山と生きていく 私」

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

山と生きていく私
山と生きていく私

北アルプスの奥穂高岳は標高3190mで要塞のような山小屋・穂高岳山荘がある。三代目を務める今田は登山者憧れの山小屋を守り続け13年が経った。2024年4月18日、この日入山した今田は小屋開け作業にスタッフたちと入った。山荘は雪に埋もれており今田らは山荘屋根に着陸し、1階は完全に雪に埋もれていたため2階から山荘に出入りして雪かきを行った。山荘内は小屋締め時に立てた支柱が120本以上があり雪の重さから建物を守っていた。除雪作業の途中で氷になっている箇所の除去作業も行い、近年では氷の層が増えてきているなどと伝えた。

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入山2日目、穂高岳山荘では氷の塊が足にあたってしまったスタッフを看護師資格のあるスタッフが手当を行い、翌日にヘリで一時下山した。穂高岳山荘事務所では今田が小屋開けの作業は厳しい環境にあるため安全第一でスタッフには作業にあたってほしいなどと語っていた。入山10日目、除雪作業も完了し、穂高岳山荘の営業が始まった。北アルプスの玄関口から奥穂高岳、そして穂高岳山荘への道筋をVTRで紹介。穂高岳山荘は今田の祖父である今田重太郎が避難小屋として1925年に築いたなどと伝えた。2011年の穂高岳山荘では当時の主人で二代目であった英雄が45年かけて全面を石畳の石組みにし、それこそがうちの自慢などと語り、この時期に自然エネルギーも導入していた。トップシーズンでは1日6tの水を使用するため雨水だけでは賄えず、水源堀りの役割を担ったスタッフが水を湧かせている。2011年時にはただまっすぐトンネルを掘っていたがスタッフが事故にあい足の筋肉が断裂したため、作業は大変になったが水源確保は必須なのだと伝えた。今年もスタッフたちは無事に水源を発見し、穂高岳山荘のスタッフたちはこうした水源を天命水と呼んでいる。穂高岳山荘の貯水量は山荘全体で100t以上となっている。

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この日、今田は穂高岳山荘の動画を撮影していた。今田は穂高岳山荘の創立100年を機に2023年からYouTubeで動画配信を開始し、登山家たちに情報発信している。今田は26歳で三代目になったころから登山客が何を求めているのかを考え続けてきた。今田は2015年からクレジットカードや電子マネーでの決済を可能にし、台風や荒天時のキャンセル料もなくした。山荘スタッフは山岳救助隊に所属しており、事故があればレスキューに向かっているなどと伝えた。

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YouTube全国山岳遭難対策協議会穂高岳山荘

穂高岳山荘にてこの日、今田は皿拭き作業を行い、こうした仕事も30年続けているなどと語った。今田は二児の母でもあり、穂高岳山荘に行けるのは年に数日だけとなっていた。4月17日、入山前日に今田はスタッフたちに山荘で働けない悔しさなどの思いを伝えた。2022年に完成した夕焼け劇場は登山者たちに開放され、登山者はバックヤードからの絶景を堪能している。2023年12月に二代目の英雄が永眠した。今田は穂高岳山荘があることによって初めて景色を見れたということもあるはずで、そうした楽しみ方ができるようにするためにこれからも運営していくなどと告げた。11月5日、小屋閉め作業を行った今田らは下山した。

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(エンディング)
エンディング

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