2025年2月22日放送 4:50 - 5:20 テレビ朝日

テレメンタリー2025
「生ききる〜俳優と妻の夜想曲〜」

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

テレメンタリー2025
生ききる〜俳優と妻の夜想曲〜

斎藤歩さんは札幌在住の俳優、劇作家、演出家。40年にわたりドラマ、映画の世界で活躍し、北海道の演劇界を牽引してきた。斎藤さんは今がんと闘っている。その夫婦が決断に至るまでの1年を紹介。斎藤さんは締切が直前にせまり、ようやく脚本の執筆へ。アイヌ民族に伝わるちょっとユーモラスなおばけや怪談話をユーモラスに仕立てていく。部屋の片隅に積まれた台本の山。これまで踏んだ舞台は650。映画には70作品以上に出演。北海道演劇財団の理事長をつとめ、札幌市や文化庁から様々な賞を受賞。後進の育成にも取り組んでいた矢先の出来事だった。四年前に、尿道にがんがみつかった。入退院を繰り返しているという。

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北海道がんセンター文化庁札幌市札幌市(北海道)札幌芸術賞 受賞記念祝賀会

この日は朗読劇の演出を行っていた。読み聞かせるのは西田薫さん。斎藤さんの妻でもあり夫婦揃って俳優。薫さんはまだ斎藤さんの病状を受け入れられずにいるという。斎藤さんは去年の夏に立て続けに公演を組んだ。西線11条のアリアは、路面電車の電停に死んだ人の魂が集うという不思議な物語。自らの死生観を脚本に込めた。人形劇の脚本は締め切りを三ヶ月も過ぎていた。その頃妻の薫さんは東京にいた。かつて所属していた劇団は30年ぶりに再結成。年が明けると東京で稽古が始まった。そして全国ツアー、4ヶ月にわたり札幌を離れなければならない。

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亀、もしくは…。札幌市(北海道)東京都西線11条のアリア

人形劇に参加する子どもたちに斎藤さんの脚本が渡された。子どもたちが練習する中で斎藤さんの病状も悪化していった。11月、に斎藤さんが脚本、演出、音楽を手掛けた民衆の敵は、初めて発表する新作の舞台。舞台は田舎の温泉街で、温泉水が汚染されていると告発した医師が住民から敵対視され孤立していくという物語。7日間で10公演。斎藤さんにはきつい日程だった。

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札幌市(北海道)民衆の敵釧路大漁どんぱく花火大会

斎藤さんは肝臓にまでがんが転移していることがわかった。夫婦で話し合いをした。この年斎藤さんが携わった舞台は9本。1年を締めくくったのは子どもたちに描いた北のおばけ箱3 。障害のある子もそうでないこどもも一緒に楽しめる脚本を送った。今年1月に斎藤さんは妻の遠征を見送った。

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北のおばけ箱3北海道がんセンター札幌市こどもの劇場やまびこ座札幌市(北海道)
(エンディング)
エンディング

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