2025年2月8日放送 4:50 - 5:20 テレビ朝日

テレメンタリー2025
「がんの弟と僕」

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

テレメンタリー2025
がんの弟と僕

大阪府・豊中市土井大地くんは小学5年生。その3つ上の兄の颯大さん。大地くんの誕生日会を行っていたがその誕生日の日には入院となるために早めの誕生日会を行っている。大地くんは5歳の時、夜に突然刺すような痛みが走ったというがお腹に腫瘍が見つかった。小児がんの一つの神経芽腫。難治性の神経芽腫は全身に転移し再発を繰り返す可能性が。抗がん剤治療や移植、手術で病院と家を往復する日々。母のかおりさんは大地くんと付き添い入院。兄の颯大さんは何度も病室を訪ね弟を励ました。

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神経芽腫豊中市(大阪)

大地くんが病院で作ってきたビーズの飾りは苦しい治療を乗り越えるたびに看護師からもらったビーズで作った。かおりさんが作ってきた闘病の記録にはいつも笑顔の颯大さんの姿が。大地くんのがんが分かったのは2016年。大阪市内の公園の1角に施設が誕生した。民間性にホスピスTSURUMIこどもホスピスは命に関わる病気や障害がある子どもとその家族が無料で利用でき、時にはお泊りもできる。颯大さんが小学校で書いた作文は弟がホスピスを利用し笑顔になったと綴っている。ホスピスで弟と過ごす時間をやさしい時間とした。がんの発症からまる1年、大地くんの治療が終わり元気を取り戻した。小学生になり大好きなサッカーに友達と打ち込み、家族との思い出作りを楽しんだ。しかし四年生になる時にまた体に痛みが走るように。入退院を繰り返し、学校の授業にはオンラインで参加。

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TSURUMIこどもホスピス鶴見区(大阪)

兄弟でまた通い始めた子どもホスピス。去年の春に迎えた小学校の卒業式で大地くんは治療を続けていく覚悟を決め中学生に。颯大さんは高校生に。大地くんの体のあちこちにがんが転移していることが分かった。

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TSURUMIこどもホスピス神経芽腫鶴見区(大阪)

大地くんは病気の進行でできないことが増えていったという。颯大さんはそれに無力感を感じていたという。去年9月に颯大さんはある企画の準備をしていたという。小児がん支援のチャリティーイベント。レモネードを販売してその収益を小児がん支援につなげるという活動が各地で広がっている。自分がこの活動に取り組むことで弟の闘病生活にもっと貢献したいと考えている。さらに同じくがんと戦う家族と知り合い、一緒に活動をしていくことに。自宅でレモネードの試作が行われていた。大地くんも参加予定だったが体調がすぐれずおばあちゃんと病院にいるという。レモネードスタンドは10月14日に丹波篠山市で開かれることに。病院から帰ってきた大地くんは高熱がここ最近続いているという。また頭や胸などにも次々と腫瘍ができていったという。

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丹波篠山市(兵庫)神経芽腫

その後大地くんは激しい痛みを訴え緊急入院したが10月9日の朝に亡くなった。葬式の翌日の10月14日にレモネードスタンドの日に大地くんい呼び寄せられるようにここに来たという颯大さん。大地くんと一緒に戦った仲間も手伝いに来た。この日、レモネードの売上と募金で集まったのは33万円。子どもホスピスに届けられるという。

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丹波篠山市(兵庫)神経芽腫
(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

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